写真手帖

写真作家の2人が写真を撮りながら考えたこと。

フィルムが値上がりしたけど、今後を考えないといけないレベルまできてるって話

bayashiです。

 

年々フィルムが値上がりしてますねー。

 

この記事でも何度か触れてますが、ここ最近特にあかんレベルまで来てるなと感じました。

 

少しフィルムから離れていたこともありお店の値札を直接見ることがなく、正直実感はあまりわいてませんでした。

 

で、久しぶりに新宿歩いていたところですよ。とんでもないものを見つけました。

あの某有名店です…


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(((^_^;) んだこれ…

 

恐ろしい。ただ固まりました。

 

業務用?ISO100?

36枚撮り税込712円て!

この間までのコスパ最強伝説はどこいった。

 

そして下にこの文字

 

 

新宿で一番安い!☺️✌️

 

まじで言ってるんですか!?

ついでに下の「写ルンです」の値段にも注目!✴️

 

うぬ。

いつまでフィルム続けられるのかしらね。

 

これからもやっぱりフィルム風デジタルが流行るのかなと改めて感じた出来事でしたよ。

 

以上です!🐵

kodak ultramax 400作例

kikutaです。

 

 

 

kodak のultra max 400を使った写真の作例載せて、1枚解説をしてみようと思います。

 

 

 

この記事の内容は2つです。

①ultra max 400のフィルムの質感・色味

②この写真1枚のバックストーリー

 

 

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①ultra max 400の印象は色乗りがスタンダードかつ、彩度がやや高いような気がします。

階調は若干コントラスト高めだけれどかなり広い気がします。優秀です。

やや黄色っぽいカラッとした色味に寄っているような気がします。

(他の記事でも書きましたが、これはコダックフィルムの特徴でもあります。)

 

この写真はフィルムをスキャンする際に僕のテイストにトーンを味付けしてますが、ちゃんと元の色も残っているし、暗い箇所も生きてますね。

 

個人的には、買いだめしておきたい好きなフィルムです。

 

 

 

 

 

②この写真、なんと車掌さんが歌を歌ってくれているシーンです。

(僕のカス脳はなんの曲だかすっかり忘れてしまいました。)

 

そんなことしてくれる車掌さん日本のどこを探してもいない気がします。

 

この日は前日雨が降ったせいで川が茶色く濁っており、

そんな窓辺を眺めながら歌を聞いていました。

 

 

 

 

 

いいもんだ。

 

 

 

 

初代α7にオールドレンズをつけてインテリア写真の練習のために富士の西湖まで行ってきた。

今週のお題「紅葉」

 

初代α7にオールドレンズをつけてインテリア写真の練習のために富士の西湖まで行ってきた。

 

kikutaです。

 

仕事でのインテリア撮影のためbayashiに大事なα7と35mmのロシアレンズ ジュピターを借りました。

 

そんでプロカメラマンの友人にインテリア写真の撮り方を教えてくれ!とお願いしたところ、

 

 

なぜか富士の西湖に行くことに。

 

 

 

(・・どういうことなんだ一体。)

 

 

 

のっけから目的と向かう先がズレてる気がしましたが、富士山に行けばインテリア写真くらいなんとかなるか・・という訳のわからないポジティブさで華麗にスルーし意気揚々と出発。

 

 

 

 

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(遠い・・西湖遠過ぎる・・。)

 

 

 

 

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紅葉クソ綺麗な件

 

 

 

 

 

 

4時間後〜

 

 

 

 

 

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紅葉を真剣に睨む友

 

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あーこりゃいいわ。

 

パシャパシャ

 

 

 

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よし帰るぞ!!!!

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

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僕は一体何をしに来たんだろうか。

 

 

 

 

 

(せめて、誰か35mm f2.8のジュピターの 参考にしてください。)

 

 

 

終わりです。

 

 

 

 

 

kikutaでした。

 

 

 

 

 ※今回は吹き出しCSSを使ってみました。ちなみにイラストは自作です。

(pcからしか見れないかもしれません。改良中です)

 

最近Youtubeにゆっくりの動画が増えてきてゆっくりムービーメーカーなるものがあることを知った

kikutaです。

 

 

 

1.最近、Youtubeにゆっくりの動画が増えたような気がする件

 

みなさん、最近Youtubeにゆっくりの動画増えたような気がしませんか?

 

僕は朝晩風呂に入るのですが、、スマホを風呂場に持ち込んで何やら勉強になるゆっくり動画を見ることにすっかりハマってしまいました。

(そんな暇あったらブログ更新しろ・写真を撮れ自分)

 

例えば、下の動画なんかめちゃめちゃ勉強になります。

 

 

 

いい暇つぶしになるんです。

割と簡単な構成なのに、見てて飽きないし。

 

 

2.Gopro及びYoutubeを一瞬で挫折した話

 

実は僕も何年か前にgoproを買ってバイクの動画を撮ったことがあるんです。

いわゆるモトブログってやつですが、マイクを持ってなかったので動画+音楽だけ。

 

そんな簡単な構成なのに

まぁー、クソめんどくさい!

 

撮影場所探し・撮影・音声、BGM探し・編集etc...

モトブログはあまりに工数がかかりすぎる!

というわけで継続力・忍耐力のない僕はあっというまに(むしろ1度の動画作成だけで)挫折してしまったわけです。

 

まぁ実際、自分のPCのスペックが低すぎてまともに動画編集ができないっていうのが、一番の理由だったんですが..

 

 

そんでちょっくら調べて見ると、どうやらゆっくりムービーメーカーなるものがあるようで。多くのゆっくり動画はこれを利用して作成しているようです。

なかなか奥が深そうで、どれも表面上は似ていながら投稿者によりけり違ったセンスがきらりと光っていたりします。

 

 

 

3.無理やり写真の話に持っていく

 

このゆっくりムービーメーカーと作品群を見ていて、

世に発信される作品というのはツールに左右されるということを改めて実感したわけです。

 

つまり、センスと知識はあるが動画作成の手間を省きたかった投稿者と、ゆっくりムービーメーカーというツールが組み合わさり、こういったシリーズが誕生したわけです。

 

 

例えば、ハイコントラストモノクロが得意なスナップシューターの人にGRIIIを持たせると、大量の作品を生み出せるわけです。

上記みたいな人に巨大な一眼レフを持たせても、本領を発揮できませんね、きっと。

 

一応写真のブログなので、なんだか無理やり写真の話に繋げましたが(笑)、自分に合ったツールを探すというのは大事だということですね。

 

 

いやでもほんと、ゆっくりの動画おもろいわー。

 

 

 

~完~

 

 

 

 

 

 

河口湖の秋

kikutaです。

 

最近、しばらく乗っていなかったバイクを復活させたので、ツーリング先で写真を撮ったりしています。

 

先週末は富士山の麓、河口湖に行ってきました。紅葉には少し早く、今丁度真っ盛りかな?

富士五大湖らへんの自然は、やっぱり撮り甲斐がありますね。

 

人も撮りたいけど、今は細々と自然を撮ってるのが自分の気分にぴったりかもしれません。

 

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leica / M8

 

 

雨の日+マニュアルレンズの辛さ

 

雨の日撮影あるある言いたい(RG風)

 

bayashiです。

渋谷の展示も終わり、一段落といったところです。

 

今思えば作品撮りをしていた時期は7月中旬で梅雨ということもあり殆どの日が雨でした。

 

そんな中、特に感じたことが雨の日のマニュアルレンズがかなりキツイって話ですよ。

今回の展示ではSony α7iiをメインにオールドレンズで撮影を行っていました。

 

写真をやってて今更って感じですけど。

左手に傘、右手に一眼レフの状態で左手でフォーカスを合わせる。頑張って肩で傘を支えてもバランスが崩れて水平が保てない。

おまけに焦って撮るのでブレてたり、構図が適当だったり笑

 

雨の写真が好きなのでいつも何とかならんのかこれって思いますよ!

 

素直にAF使えばいいんですけどオールドレンズとかフィルムとか使いたいじゃないですか。

 

でも正直、雨の日はコンデジが最強だと思いましたね。GRとかめっちゃ楽ですもん。

雨用に一台は持っててもいいかもです。

 

そんなこと言ってると、本気で写真やるなら濡れても撮れ!ってプロに怒られてしまいそうですが。

 

いつも皆さんはどうやってるのか気になります。たぶん気合いで何とかしてるんでしょうけど笑

 

スナップならカッパ着て、無限遠に合わせておいて片手でシャッター切ることに集中するのが正解か。

 

ポートレートならお互い濡れながら、背水の陣の力で神作品を撮るか。

 

どちらにせよ、気軽じゃないな…

 

雨の日の撮影が億劫になるのはきっとこれが一番個人的に大きいと感じてるので、今後いろいろな策を考えていこうと思います笑

 

 


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いつもはフィルムで撮るけどiphone7の写真で自分の世界観が作れるのか実験してみた。

kikutaです。

最近、本業が多忙になってきてさっぱり写真を撮れていない僕です。

 

 

本来はフィルムカメラをメインに写真を撮るのですが、僕のカメラはなかなかの文鎮なため、休みでもカメラを持ち歩かないことがしばしば、、

 

 

 

写真ありきの人生になりつつあるとか豪語していた僕から、カメラと写真を抜いたら何が残るのでしょう?

 

わりとまじで最近こんなんです↓

 

 

日曜 11時頃起床

「もう11時か‥寝すぎたな‥。

写真でも撮りに行こかなぁ。

あ、洗濯物取り込まなきゃ。

やべ、洗い物もやらなきゃ。あっ(ry

片付けたらちょっとツタヤ行くだけにして、写真はまた来週にすっか。

 

 

 

これって、、フツーの日曜のオッサン‥‥

なんとかせんとヤバイ、、!

 

 

 

でもまてまて、こんな状態なってる人って、結構いるんじゃないの?社会人だと仕事で疲れてこんなんなっちゃいがちですよね。

人間こんなもんですよね?きっと。

 

 

そこで、なんかお手軽にできる写真活動的なことはないかしらと考えたわけです。

そして、思いついたのが下記

 

"自分のテイストや世界観を、テキトーに撮ってあったスマホ写真でつくってみる"

 

 

カメラ持ってない時でもスマホは持ってますから、そういうときにテキトーに記録したスマホ写真がなんだかんだ溜まっているのです。

 

 

でもフィルムカメラをメインに据える身としては、iphoneで撮った写真にあまり思い入れはなく、

あのアナログならではの色味とか質感はでないよなーとか思いながら

 

試しにちょっとやってみた結果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

案外それっぽいものが作れました。

(なぜか、なぜかちょっと悔しい気持ちです)

 

流石にフィルムの質感までは出せませんが、色味とか調整すれば、自分の好きな世界観を演出することはできました。

写真という行為そのものは、そんなに大きく変わらないというのですね。

スマホ写真ならではの特性などをうまく使いこなせば、これはこれで魅力的な写真がつくれそうな気がします。

 

 

つまり

テイストとか世界観というのは、機械に完全に依存するわけではないということですね。

あくまで、その人の撮り方・トーンに起因するようです。

(とはいえ、引き伸ばしてA2とかで見せるとなるとまた話は別になりそうです。)

 

 

当たり前っちゃ当たり前のことなんですが

なんだか、改めてこのシンプルな事実に気づかされました。

 

 

 

いつもはフィルムや一眼レフのあなた、スマホで撮った写真をレタッチしてみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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(2019, iphone 7)

 

 

 

 

人を撮るということ。写真として成立した人物写真(ポートレート)ってなんだろう。

bayashiです。

 

写真には人物撮影、いわゆるポートレートというジャンルがあります。

 

近年、インスタグラム等のSNSから急速に身近な競技になった印象がありますが、少し前までは敷居の高さやモデルの人の数も少なかったこともあり、そこまで流行ってはいませんでした。

 

流行とはいえ、あくまで写真界隈のプチブームといった感じですがね。

 

人を撮ることが容易になった今、なぜ人を撮るのか改めてゆっくり考える必要があると思います。

 

【何のために人(この人)を撮るのか】

 

もちろん、カメラマン側の視点とモデル側の視点では少しズレがあるかもしれませんし、人によって理由は本当にバラバラです。

 

なのでどれが悪いとかどうしなきゃいけないとかは個人の自由なのでとやかく言う権利はありません。

 

自分は撮影するときにモデルさんに何故被写体を始めたのか、キッカケについてよく質問します。

 

モデルを仕事にしていきたい。

有名になりたい。

被写体になることで撮影側になったときの参考にしたい。

仕事の延長線で趣味として。

自分自身が本当に嫌いで、写真の中の自分を見ることで自我を保てる。

就活用、自身のプロフィール写真用。

 

様々でした。

 

カメラマン側もそれぞれあると思います。

 

自分の場合は考え方が昔と今とでは違います。

 

昔はとにかくその人の格好よさ、輝いている瞬間を収めたいわゆるファッション誌的な写真を撮りたいという欲がありました。このタイプは正直写真としてのメッセージ性はあまり無く、いかにモデルさんの魅力を引き出すかが重要になってくると思います。

 

しかし、写真を続けていくうちに本当に撮りたい写真が分からなくなりスランプに陥りました。

 

綺麗、格好いいモデルを美しく撮りました!で終わってしまっている写真になってしまったからです。なるほど!それで?って自分で思ってしまうのです。

 

そんな違和感を感じながら、何かのヒントにならないかと写真家の写真集や展示を見てあらゆる人物写真を目に焼き付けてきました。

 

その結果、固まった自分の答えが

【素で生を感じる写真】

でした。

 

生といっても難しく、単純にヌードという意味ではないその人の素を感じられる写真。この人の性格や雰囲気が見ている人にダイレクトに伝わってくる写真といったら良いのでしょうか。

 

そのような写真が自分にとっての【人物写真】なのではないかなと思いました。

 

とはいっても、素の人間を撮るのはやってみると分かりますがとても難しいです。特に初対面の人のだと尚更。

 

その人はどんな人なのか理解して、こーいうときにこんな表情をするなーとか、ある程度知ることに時間がかかったり表情を作ってポーズをしっかり決めてしまうとなんか普通のポートレートになってしまう。

 

そもそも素の表情って真顔しかないのでは?なんて考えながら常に頭を悩ませます。

 

結論としては全然答えは見つかってませんが、方向や写真に対する考え方を改める良いキッカケになったと思います。

 

そんな感じですねー。

皆さんに少しでも何かしら伝わっていただけたら嬉しいです。

 

ではでは!

川島小鳥さんの写真は追体験って言葉にちょっとしっくりきた。

 

kikutaです。

 

 

写真ってなんでしょう?

なんのためにあるんでしょう?

 

写真は自己表現ではなくあくまで記録に過ぎないってのが僕なりの1つの答えだったんですが、

それでも、そこまで機械的なものでもないような気がしていてどこか腑に落ちずにいました。

 

 

最近読んだとある本で川島小鳥さんが下記のようなことを話していました。(コピペでなく、ニュアンスです)

これめちゃくちゃしっくりきたんです。

 

 

「その髪の感じや表情は、もう決して同じことにはならないけれど、写真になっていれば観る度に、揺れる髪に感情が少し動いたことを追体験できる。」

 

 

ああこれだ!

と思いました。

自分の記憶の中のワンシーンを再生することができるんです。

しかも、それを他人の頭の中でもできる。

同じ光景を味わってもらうことができる。

 

僕が写真で見せたいのは、

 

"僕がその時感じた感情の揺らぎ"

 

の方なんです。きっと。

その時の嬉しさ、悲しさ、虚しさとかそういうものを他者に追体験してほしいんですね。

その理由は上手く言えませんが、僕が感じだ感覚そのものが僕にとって魅力的だったから、、でしょうか。

 

 

僕はモデルさんよりも、友人とか恋人とか家族とか、身の回りの大事な人を撮る方が実は好きです。

それは、写真に乗っかる感情が本物だからかもしれません。

 

 

 

 

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「写真を観るともうそのときには戻れないことも強く感じてしまうから、追体験できてうれしいのと同時にどうしようもなく哀しい部分もあるんですけど。人を撮っていると、そういうことをよく感じますね。」

 

 

 

 

 

現像屋さんが閉店してその後

 

bayashiです。

 

ただの報告なのですが、この前行きつけの現像屋さんが閉店してしまったという記事を書きました。

 

こちら

続々とフィルム現像屋が閉店してる気がする。 - 写真手帖

 

それでショックを受けて、フィルムの危機感を覚えたのですが…

 

その店の代わりに建つものが判明しました。

 

 

タピオカでした笑

 

 

なるほど…なるほど…

 

タピオカかぁ~~笑

 

まぁそうなってしまうんですかね。

今の需要を考えたら。

 

写真屋さんがタピオカになるんかと、というかタピオカに席を譲るのかと。

 

色々思うことはありますが、そっちのほうが儲かるんでしょうし仕方ありませんね😢

 

なんなら写真ギャラリーカフェ的なのにして、写真好きが集まる場所にしたら面白そうなのにな。

タピオカ飲みながら写真集とか見てダベるとか、面白そうじゃないですか笑

知らない人も巻き込んで。

 

心の奥でそんなお店できたらいいのになーとときどき思ってました。

 

あるのかな?

無いのなら行くので誰か開いてくださいお願いします!

 

 

そんな感じですね。

色々感じたというそれだけの話でした。

 

では!

 


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石垣島の平久保崎灯台が素晴らし過ぎる件

 

こんばんは、kikutaです。

 

 

このまえ沖縄の石垣島に行ってきたのですが、いやぁフィルムが減るわ減るわ、、

 

 

普段あまり見ない景色ばかりですから、なんだか新鮮でやたらとシャッターを切っておりました。

 

 

その中でも平久保崎灯台という灯台石垣島の北の先端にあり、そこがほんとに素敵だったのでおススメします。

 

 

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i

 

 

僕の写真だと謎に霞んで見えますが、沖縄に行く人はぜひぜひ。

こういう高台&灯台&綺麗な海っていうロケーションな日本だとレアな気がします。

 

 

夕暮れにいくと最高ですよ。

 

 

 

ではでは。

 

 

写真を上手くなるには、毛嫌いせずになんでも撮ってみる。その経験があらゆる場面において活きてくる。

bayashiです。

 

突然ですが皆さんは

 

「何系の写真を撮ってるんですか?」

「どんなジャンルの写真が得意ですか?」

 

と聞かれたらなんと答えますか。

 

「何でも撮りますよ!」

「○○しか撮りません」

「○○系がメインですかねー」

「なんとなく適当に…」

 

だいたいはこんな感じになるかと思います。

 

初心者の人は何でも最初は撮ったほうがいいと、このブログでも何度が書いた記憶がありますが、今回は初心者のうちにジャンルを縛って撮ってる人向けに書こうかなと思います。もしくは伸び悩んでスランプの人。

 

 

ある程度テーマを絞って撮っていると

「一向に写真が上達してる気がしない」

「なんか足りないな」

と、スランプにぶつかることがよくあります。

 

テーマを絞っている人は、

基本的に我流であまり人に流されない。

写真レクチャー本とかのマニュアルには基本頼らない。

自分の感性と世界観を大事にしてる。

って人だと思います。

 

写真において個性は強い武器になるのでどちらかというと作家タイプの人ですね。

自分もこちら側かと。

 

でも、こういうタイプの人の意外な弱点って他のジャンルに興味がなかったり、一切それ以外は撮る気が起きない。ってところだったりするのではないかなーと思います。

 

なので、是非このタイプの人でもっと写真が上手くなりたい!と少しでも思う人は

 

【一旦得意分野から離れて、全然興味がない分野に挑戦してみる】

 

ということが実は上達へのヒントだったりするかもしれません。

 

分かりやすいとこで例えると

・スナップメインの人が鉄道写真に挑戦してみる。

・鉄道写真メインの人がポートレートに挑戦してみる。

ポートレートメインの人が動物写真に挑戦してみる。

 

ようするに掛け持ちすることで生まれるシナジー効果(相乗効果)」に期待するということです。

 

スナップメインの人はスピードと観察力があります。その力を使って、一瞬がとても大切になる鉄道写真を撮ってみたらその反射神経が活きてくるかもしれません。

 

逆に鉄道写真メインの人がポートレートを撮れば、一瞬が勝負になる鉄道で鍛え上げられた力からモデルの自然な笑顔を捉えたり、そのシチュエーションおいて最適な構図をすぐに思い浮かべられるかもしれません。

 

ポートレートメインの人が撮る動物写真がとても格好よかったり可愛かったり、幻想的で美しかったり。

 

と、意外な分野でも活躍できたりするのです!

 

なので、勉強だと思って様々なジャンルに重い腰を上げて挑戦してみることが写真上達へのコツなのではないでしょうか?

 

あのとき、レーシングカーを撮ったときに練習した流し撮りが人物撮影でも役に立った!なんてこともあるかもしれませんしね✨

 

そうやってコツコツとやっていくうちに自然とスランプから脱出できると思いますよ!

 

それではまた!

 


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デジカメで「味」を出したいなら写真を燻すべし。

kikutaです。

 

 

僕がフィルムを使う理由は

「フィルムには何とも言えない味わいがある」

からです。

 

 

では、そもそも味ってなんだろう?

デジカメで味を出すことはできないのか?

と日々考え続けていて

 

色々調べてみたのですが、味のあるものとして、燻し銀、ってものがよく例えに使われることに気がつきました。

 

 

燻し銀とは?

1 いぶしをかけた銀。つやのない灰色になる。また、そのような色。
2 見た目の華やかさはないが実力や魅力があるもの。「ベテラン俳優の燻し銀の演技」

 

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ふむふむ、と思いました。

燻し銀って、銀のうえに黒い霞がついてるんですよね。それがなんともいえない複雑な表情を出しているわけです。

つまり、銀の上に黒やグレーのレイヤーが何層にも重なっているのです。

 

 

おぉこれだ!と思いました。

味のあるものって、何層にも印象のレイヤーが重なってるから、深みがあるんだと。

 

美味しいものを食べた時、最初に香りが来て甘さがきて、最後に苦味がほんのりするとか、そういうレイヤーになってたりします。

 

フィルムの写真って、正しい絵を出そうとしてるけどなんかしらのノイズが乗っかっていて、いい意味で燻されてるわけです。

つまり、デジカメで味を出すなら、デジカメが出すピカピカの絵を少し燻す必要があります。

 

 

僕なりに燻しのレタッチを施した写真が以下です。

 

 

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どうでしょう?

コントラストも浅くて眠い写真ばかりですね。

一般的にはあまりよしとされないかもしれませんね。

でも僕はこういう写真が大好きです。

なんか味わいを感じるの僕だけ?(笑)

 

 

 

行った作業は以下です。

コントラストを下げる

・彩度を下げる

・色被りを意図的に起こす

・曇りのあるレンズを使う

 

 

 

みなさんも、自分なりに写真を燻してみてください。

味わい、出るかもしれませんね。

 

 

 

またね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に眠っていた古いコンデジを久しぶりに使ったら意外といい味を出してきた。

bayashiです。

 

先日家の掃除をしていたら、自分が中学生の頃にお年玉かなんかで買った古いコンデジを発掘しました。

 

デジタルカメラ DMC-FP1 商品概要 | ムービー/カメラ | Panasonic

 

バッテリーはもちろん切れていたので、充電してみたら普通に復活。

小さくてめっちゃ軽い。RICOH GRよりもふたまわりくらいコンパクト。

 

少し部屋で撮ってみたらなんかやたらとフレア?というかレンズのかすみ?か良く分かりませんが、買った当時にはなかった現象が起こってるようです。

 

これもオールドレンズ的な感じでバルサム切れのようなものなのか不明ですが、何だかこれもいい味になりそうな気がします。

 

ということで、街中で適当に撮ってきました。一応撮って出しです。

アスペクト比16:9モードで設定してます。

 

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後ろの色がついた写真は本体内蔵のフィルター的なやつですね。

モノクロモードもありました。(知らなかった・・・)

 

あまり真剣に使う気もなかったし、しっかり撮らなかったのですが、こう見てみると結構描写の甘さがレトリーで使えそうです。以外な発見。

 

うん。たまに使おうかなってところですね。

 

でも今考えてみれば、当時はこれで「めっちゃ画質いい!」ってテンション上がってたわけなんで、時代の進化ってすごいなと改めて感じました。特にデジカメ。

 

ということで意外と昔のデジカメをあえて今使うとなんか新鮮だよねって話でした。

 

メルカリとかで探してみるのも面白いかもですね!

家の整理とかで破格の値段で売ってくれてたりするので。

 

ではではー

写真を趣味にしてから自分の中で確実に変わったこと。写真を趣味にすることのメリット。

 

こんにちは、bayashiです。

 

写真を始めてそろそろ7年目くらいになります。

 

もちろん途中ブランクはありますが、こんなに長く続けてこれたという事実に驚いてます。

 

写真が生活の一部になっているので普段はあまり意識したことがなかったのですが、昔の自分と今とではどんだけ生活が変わったのかせっかくなので改めて考えてみました。

 

では、ざっくりとまず、

 

①アウトドアになった。

自分が特に感じてる部分です。高校生まではゲーム三昧の残念なこどもだったので、誘われない限り基本的にはインドアでした。

 

が、写真を始めてからというもの暇な日に家に1日中いることが最近とても苦痛に感じるようになってしまいました。

特にやることないし、なんか写真でも撮りに行こうかなと。

 

逆に今日はゆっくりしたいから1日中家でだらだらするぞ!と意気込んだ日も午後辺りから「つまんねー。撮り行くかー!」って考えになってしまいます笑

 

まぁ、基本的にはやっぱりインドア気質なので家が好きなことには変わりないのですが、それでも昔と比べたらかなり休日の過ごし方は変わりましたね。

 

②写真が上手いと友達に喜ばれる。

これは写真をやってない友達と遊びに行くとよくありますが、記念写真にせよ旅行写真にせよそれなりのクオリティがあるので後でLINEアルバムとかで送ってあげたときに喜ばれることが多いです。

 

気に入った写真をプロフィール写真にしてくれてたら撮った本人も嬉しいですよね。

そこから撮影要員としてまた遊ぶきっかけになるかも笑

 

自分の経験では、ディズニーシーで知らない人に写真撮ってもらえますか?と頼まれて撮ってあげた時に「え、うま!」と言われたときが最高のドヤでしたね!!!!()

 

③写真を通じた出会い。

これはかなり今の交友関係にも影響してます。

大学の友達は写真部で知り合った人が大半だし、SNSから繋がって実際に会ってみたり、展示に来てくれた人だったり、友達の友達の依頼で撮影してあげたきっかけで仲良くなったり。

 

これに関しては結構人生に大きく関わってきていることだなと。

 

別に写真がきっかけというだけで普通にご飯を食べるだけで今は集まったりするので、そういう意味では充実してます。

そりゃ昔に比べればね…うん。

 

④絶対に行かなかったであろう場所に訪れる。

これは①とも繋がる部分ではあります。

簡単に言えば、写真を始めていなければこんな場所絶対に来なかったな。

 

と、感じるということです。

 

こんなところに廃墟が!

こんなところに絶景が!

こんな細道にこんな物が!

 

なんてことに驚かされることが日常茶飯事です。

 

あと日常的なところでは、街を良く観察するようになりました。多分カメラを持って歩いてなかったら、こんなところの光や影、裏路地、空の色なんて気にして生きていなかったかもしれないなと。

 

そう考えると周りの人よりも普通の景色にも敏感で、少しの美しさにも感動できる心になったのではと思ってしまいます。

写真やってて良かったわ。

 

 

今思い浮かんだところでこんなところです。

正直まだまだある気がしてるので、他は皆さんが見つけてください。

環境によって人それぞれ違うと思うので上記は共感してもらいやすそうなものを特に選んで書いてみました。

 

なんの趣味にしてもやってて良かったなと思う瞬間があると思います。そういう気持ちがいつまでも起こらないと逆につまらなくなって辞めてしまうかも?

 

そこはやっぱ本人次第としか結局言えないんですけどね。

 

ではでは!


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