写真手帖

写真作家の2人が写真を撮りながら考えたこと。

昔やったゲームや観た映画、読んだ漫画や小説が自分の撮る写真の世界観に大きく関わっていると思う

kikutaです。

 

 

僕は写真をやる上で「世界観」が非常に大切だと思っています。

 

そもそも世界観ってなんだろう?

って話なのですが、ゲームや映画の世界観の定義とほぼ同義と考えてよいと思います。

 

つまりはその世界で、どんな人々が、どんな暮らしをし、どんな歴史があり、どんな音楽を聴き、どんな生活を営んでいるか?という設定のようなものです。

 

 

 

写真は現実からしか作れませんが、

写真は必ずしも現実とは限らない。

 

 

というのが僕の考えです。

つまりは、否応無く、現実の断片を組み合わせれば、そこには仮想世界ができあがってしまうのです。

そしてその仮想世界は、必ず撮影者の思考のフィルターを通りますから、なにかしらの撮影者の色がつくわけです。

 

 

そして、その世界が魅力的であればあるほど、写真一枚一枚がより輝くのです。

 

 

 

とりあえずゲームに絞り、僕が影響を受けたものはこんなものかと思うものを挙げ連ねてみました。

 

 

・マザー2

ICO

ワンダと巨像

・FFクリスタルクロニクル

 

 

こんなところでしょうか。

写真のどこに活きてるか?と言われると明確に答えことはできません。

でも確実になにかしらの影響は与えているとは思います。

 

 

正直、ざっくりタイトルだけ挙げ連ねても仕方ない部分はありますが。

色んな創作物の記憶の断片が頭の中を浮遊していて、そこから1つ引き出したり、すり潰して混ぜこぜにしたり、色々ですから。

 

 

 

 

 

 

僕がよく撮る、なんと言葉で表現すれば良いかわからない世界観の写真群を1つ貼っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

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一体なんの影響なのでしょう(笑)

こういうダークでなんとなく艶っぽいような写真を撮ってしまうのですよ。

ちなみに自分ではあまり好きではないです(笑)

 

 

 

ちなみにデジタルで撮りがちで、フィルムだとむしろ明るくやや淡いような写真を好みます。

人の生理とは不思議なものですね。

 

 

 

 

 

 

 

みなさんも、自分がいままでどんな作品を見て、どんなものに影響されてきたのか考えてみてくださいね。

 

 

きっと、面白いですよ。