写真手帖

写真作家の2人が写真を撮りながら考えたこと。

マイナビの年収ランキングのフォトグラファーの順位にショック受けて腹下した件

KikutaBayashiです。

 

昨日イケダハヤト さんのYoutube動画を見ていたら、こんなサイトが紹介されてました。

 

【全309職種】職種別モデル年収平均ランキング2021(1~50位) | マイナビ転職

 

マイナビの職業別の収入のランキングサイトです。

もちろん個人差はありますし、一概には言えません。でもマイナビのランキングですから、きっとリアルな数字なんだと思います。

 

このサイトのランキングをざっと見てて衝撃を受けたんです。

 

早速、見てみましょう!!ワクワク!

 

 

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ふむふむ、やっぱITとか不動産とか強いなー。うむ、知ってた。

 

 

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ふむふむ!!

 

 

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ほぉー、なるほどねー。

意外な結果も多々ありますねー。

って、

 

 

ちょ、待てよ。

 

 

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💥🐯 

 

フォトグラファーの位置そこかよ!!

311種のうち302位!!!

 

低!!ショ、、ショックだ。

(まぁ知ってたけど、想像以下の位置ですぜ。)

 

カメラが高性能になりみんなが一定レベルの写真を撮れるようになったし、なかなか激闘の時代なのかもしれません。

 

 

誤解されると困るのであえて書きますが、僕はフォトグラファーという仕事には大いに可能性があると思ってます。

あとまさに自分自身が写真の道にいます。

しかし、現状の収入という面で見るとどうやらフォトグラファー単体で暮らしていくのは、結構苦しいようです。

(フォトグラファー内でも、もちろんピンキリですが、ごく一般的に)

 

 

 

とりあえずあまりのストレスで腹下したのでトイレ行ってきます。

 

 

 

-30分後-

 

 

 

よし、前向きに考えよう🐯⚡️

僕としては、これからのフォトグラファーの生き方に対して下記のように考えました。トイレで。

 

①AIの時代になったら、フォトグラファーに起きたことはあらゆる仕事に起きることじゃないか?ということ

(つまりはカメラが自動化したように、あらゆる仕事も自動化して技術に対する報酬は減少してゆくのでは?)  

 

②フォトグラファーは一足先に働き方を考える時期が来ていた(ある意味)幸運な仕事だと思う。思いたい。

 

③ではどうやって食っていくか?という問いの答えは、別の専門分野を持つこと・コンテンツをSNSを駆使して自力で展開していくこと、にあると思う。

 

 

 

 

①AIの時代になったら、フォトグラファーに起きたことはあらゆる仕事に起きることじゃないか?

タイトルそのまんまなんですが、デジタルカメラってオートフォーカス・オートホワイトバランス・ISOオート・瞳フォーカスなどなど、どんどん自動化していて、AI(?)を駆使している機械だと思うんです。

 

最近は資産運用なんかもAIにできちゃったりと、いろんなものにAIが使われ始めて、仕事がなくなってしまうのでは!?などと話題です。

でもこれってかつてフィルムカメラからデジタルカメラに以降してきたフォトグラファーにとっては、とっくの昔に起きたことなわけです。何を今更ということなのであります。

そして、順応してきたフォトグラファーが生き残ってきたんだと思います。

また、そういう人はやっぱり最新の技術をフルに活用してバリバリに仕事をしているわけです。

 

つまりはデジタルカメラに順応してきたように、近々起きることに備え、AIについてもあたり前に使いこなせるよう、知っておくべきだと思います。

今写真やってる人もやっぱり知っておくべきかなーと。この辺とか面白かったです。

 

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②フォトグラファーは一足先に働き方を考える時期が来ていた(ある意味)幸運な仕事だと思う。思いたい。

①で書いた通り、すでに技術の進歩でフィルム→デジタルに移り変わり、仕事の仕方も大きく変わった仕事の1つだと思います。

だからこそ、技術革新でなくなってしまったかつての技術的価値を、柔軟に切り替え違う方面で作り出してきたわけです。

誰でもワンポチで簡単で写真が撮れる時代の今、どこで差をつけるのか?

 

 

 

③ではどうやって食っていくか?という問いの答えは、別の専門分野を持つこと・コンテンツをSNSYoutubeを駆使して自力で展開していくこと、にあると思う。

 

 

たった一人でもコンテンツを広げていくことがいくことができる時代になったんだと思います。

かつては有名人になるためにはテレビ・雑誌などの雲の上にあるメディアの力を借りるしかなかったわけです。

 

そうなると、今の流れは創作活動をしている人にとっては、多分大大大チャンスです。

だって写真って圧倒的物量を生み出せるし、文章との親和性抜群ですもん。

 

というわけでもっともっとSNSYoutubeを駆使してコンテンツの発信すべし!🐯⚡️

 

これもスマホSNSが発達したおかげだと思います。

このクリエイター達による半フリーダム起業可能状態がいつまで続くかも謎です。

 

僕が中学生の頃なんて、周りはカップルホムペとかJETCHAT(知ってる人いるんだろうか?)、前略プロフとかそんな程度のネットリテラシーでしたよ。

でも今考えるとホムペ作れるだけ結構すごいんじゃね、、なんて思ったり?

 

ちなみに僕は0.0000001μmも色恋沙汰がなかった暗黒みたいな厨房時代だったのでカップルのホムペみて中指立てる日々でしたよ。

 

📲🐯ファアアアアアアアアアック!!

 

2000年代後半に次第にニコニコ・ニコ生とかで自分のコンテンツで稼ぐ人が出て来た感じでしょうか。

ニコニコ動画にはタグがつけられるのですが、よくプロの仕業というタグがつけられたりしていました。

つまりはクオリティが非常に高い動画な訳です。

 

例えですが、ダンスがクソうまいほぼプロの人とか、プロギタリストとか、中村イネさんとかがいてよくみてました。

今思うと彼らよりも技術的にハイレベルの人って、プロの世界には沢山いるんだとおもんです。でも彼らはコンテンツを作るのがうまかったし、プロレベルのクオリティだったから、違う世界を垣間見ているようで面白かったんです。

 

世の中にはこんなすごいことできる人もいるんだな・・🐯

 

なんて思いながら、興味しんしんに見てました。

田舎の高校生だった僕には、周りに専門的な知識を持つ人は少なく、街を歩いたってミュージシャンとかダンサーとかイラストレーターとかいるわけないんですわ。

だからめちゃくちゃ新鮮でした。

東京に出てくると、あっちこっちの路上でイベントやってたりコンテンツに溢れてて、なんという情報格差・・と絶望したことを覚えています。

 

まぁつまりは、何かしら発信するならそのコンテンツそのもの以外でのプロとしての専門性があると有利なんじゃないかなーということです。

 

例えばインスタやるなら、写真のプロ!ってだけじゃなくて、なんかしらに特化したアカウントの方が伸びるカモです。

 

 

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これとか勉強になります。 

 

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あとこれはクソ分厚いけどおもしろかったですよ。本棚への圧迫すごい。

 

 

 

 

 

さて、コロナで自粛してた分、またぼちぼち写真撮りに行かなきゃです。

 

 

 

またねー🐯