写真手帖

写真作家の2人が写真を撮りながら考えたこと。

カメラ買ったけど何撮ったらいいの?という悩みは6年経っても解決しないのでとにかくカメラを持って外に出て下さい。

こんにちは。

kikutaです。

 

 

被写体探しってマジで難しくないですか?

何撮ればいいの?って最近カメラを始めた人によく聞かれますが、正直言ってですね

 

むしろ僕が教えて欲しいです。

 

何を撮ればいいんだろう、という一見初心者あるあるみたいな悩みは、6年目になっても全然無くなりません。

 

 

カメラマンはクライアントがいるから撮る理由に悩む必要はないですが、僕らのようなアマチュアはよく悩みます。

 

なんのために写真を撮るんだろう。

 

と、悶々とします。

 

 

bayashiとかれこれ3年くらい悩んでます。

毎回うんうん唸っております。

 

僕らは二人で活動しているので、アレコレ議論しながら試行錯誤をしてきました。

その中で、写真を撮る行為は、大雑把に下記のA.Bにわけられると思っています。

 

 

A.難しく考えないで何でも撮る(撮影先行)

→どこかに出かけて直感で撮る(場所先行)

→必然的に私写真や、スナップ写真などになる

 

メリット

・難しいことを考えずバシバシとスポーティに写真を撮れる

デメリット

・楽だが、目的がないので達成感がない

・何が言いたい写真かわかりにくくなる

 

 

 

B.コンセプトを固めて撮る(コンセプト先行)

→予め撮りたいイメージを考える

→コンセプトに合う被写体を撮影

(場合によっては被写体を作り込む)

 

メリット

・メッセージ性を含めたりしやすい

デメリット

・手間・時間がかかる

・撮影の時間<<<考える時間 になりやすい

 

 

【自分の撮りたい写真はどちら?】

自分の撮りたい写真のジャンルを決めると、そのために必要な行動も変わってきます。

風景写真家だと秘境に出向き、テントや近くの宿で何時間や何日も最高の一瞬を待つこともあるでしょう。

一方所謂スナップ撮影だと、小さなカメラを持ち街をぶらぶらと撮影し一瞬を狙うスポーティな撮影になります。(スナップの定義も色々ですが)

 

僕は時間があるならなるべく外をうろうろしていたいというおかしな体質なため、写真もAに偏りがちです。

 

でも本当はBの撮影もしたいんですけどね。

コンセプトを明確にして撮影し、写真集をつくりたいなーと。

 

 

話を戻しますが、自分が撮りたいものが思い浮かばないなら、まずはAの撮影をしてみたらどうでしょう?

と思うのです。

 

悩んだらとにかくカメラを持って外に飛び出してください。

そして悩む前にシャッターを切る、もう本当にこれに限ります。

 

写真のいいところは、いくら悩んでもシャッターさえ切れば絵は出来上がってくるところだと思っています。

むしろ撮るときにあれこれ考えると何もいいことがありません。

 

 

逆に言えば、いくら思念を込めた所で、カメラは淡々と記録するだけです。

僕はそういう無情な所もすきだったりします。

 

 

撮ってから考える。

 

悩んだら、とにかくシャッターを切る!

 

 

 

またね。

 

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