アスペクト比で写真は化ける【レタッチ編】
どうも、bayashiです。
前回の記事ではアスペクト比の種類について簡単にまとめてみました。
では実際どのくらい写真の印象が変わるのか、1枚の写真を例にして比較してみようと思います。
今回使用する写真はRICOH GRで撮影したこちらの銀座スナップです。
これはカメラのデフォルト設定である3:2で撮影したものです。
この写真を使って色々な比率にしてみたいと思います!
では、さっそく。
◎4:3
バランスを考えて軽くトリミングもしました。
昔の規格ですが、そこまで劇的変化はありませんね。まだまだメジャーなサイズで見慣れてるからかもしれません。なので気持ち大きく感じるくらいです。
あえて言うとすれば少し窮屈な印象があります。良く言えば迫力がある?
◎16:9
テレビなどで主流の比率ですね。
でも、意外とカメラでは使っている人が少ないイメージがあります。最近自分のインスタでも統一して16:9使ってます。
何となくですがこの比率は動画に向いてるのでしょうか。
これだけで結構ドラマチックになりますね。映像についてはそんなに詳しくないのでいつか勉強してみようと思います。
◎2.35:1(シネスコ)
映画で良く見るヤーツですね。
縦がとても窮屈になりますがかなりシネマチックな印象になります。
日本人のインスタとかではあまり見かけませんが外国の方の投稿ではまだ多い気がします。とはいえ、大体はプロのシネマトグラファーの方のアカウントだったりしますが笑
上下に黒帯付けるだけでさらに映画っぽくなります。(地味にめんどくさいですが...)
写真によって似合う似合わないがあるかもです。
◎4:5
大判カメラ=「4×5inch」(シノゴ)で有名な比率です。
4:3よりもさらに縦長になってるのでより正方形に近くなってます。
ダイナミックで個人的には何となくプロの写真感が増すので好きです(適当)
◎1:1
インスタで一気にメジャーになった比率ですね。中判カメラでは、二眼レフやハッセルブラッド 500C/Mなどの印象があります。
正直スナップ写真には合わない感じがします。
画角が制限されることで表現の幅は他と比べて狭くなり、結構上級者向けな印象があります。自分は結構苦手な画角です。
人物写真などの被写体が明確な写真に向いているのかなって思いますね。
・・・といった感じでいくつか試してみました。
何が正解なんてのはもちろんありません。でも写真によって合う合わないは何となくある気がしますねー。
完全に個人の感性や作風によるものなので、逆にそこで悩むことも写真の面白くて深いところなのではないでしょうか。
皆さんもいろんな写真で一度試してみると面白いかもしれませんよ!
ではまた〜