写真手帖

写真作家の2人が写真を撮りながら考えたこと。

初心者がカメラ趣味を長く続けるには。自分の過去の経験から改めて振り返ってみた。

bayashiです。

 

初心者の人がカメラを買って数年で飽きてしまう。または、買ったものの数回しか使っていない。といったことは良く話しに聞きますよね。

 

これはおそらくその人の写真を始めるキッカケとその環境によって変わってくるのかなと思います。

 

自分の場合は、たまたま大学で写真部に勧誘されたから。というだけですが、今では写真抜きの生活なんて考えられないレベルの趣味になりました。

 

自分の所属してた写真部は部員数がとても多いので、その中で仲良くなった人たちもたくさんいます。

 

なので、社会人になった今でも自分の周りにはほぼ写真についての知識がある人が大多数という変わった状況です笑

 

休日には誰かしらと撮りに行ったり、旅行に行って撮ったり、酒飲みながら写真について語ったり。

 

といったことが自然にできている。

ありがたいことに。

だから、お互いに成長していけたり、スランプになったときにアドバイスをもらったりしてなんとか写真を辞めずにいられました。

 

じゃあ、もし写真部に所属せず一人でカメラを買って写真を趣味にしようとしていたら。

 

たぶん1年ももたないで辞めていたでしょう。(自分の場合は)

 

理由を考えてみると

①撮っても見せる人がいない。できてもネットに黙々とアップするだけ。

②団体に所属してるだけで展示の経験が比較的簡単に経験できる。1人だと一気にハードルが上がる。

③デカイカメラを持って、1人で近隣をうろつくのに抵抗がある。

(写真趣味なら普通のことかもしれませんが自分は未だに少し抵抗ありますね)

④辞めても誰にも気づかれない。

⑤ひたすらハードディスクに写真を溜め込む作業の日々。コレクション的になってくる。

⑥もはやなんで撮ってるのかが分からなくなる。

 

などなど考えればゾッとするほど思い浮かびます。環境というのは結構大切なんだなと改めて感じますね。

 

でも正直、そもそも写真は孤独な競技ですし、どちらかというと1人で行える趣味の中では敷居が低いとは思います。他の趣味と比べて。

 

なので、持論として写真を続けるコツは

 

【アウトプットの方法を考える】

 

ことが重要なのかと思いますね。

展示、写真集、フォトコン、webサイト、snsなどなど

 

ということを思ってから数年はとりあえず何でもやってみる精神で行動してます。

このブログもそのひとつです。

 

趣味の中で失敗しても失うものはありません。

とにかく思い付いたことは何でもやる。行動する。

 

その中で本当に自分が写真を続ける理由を見つけ出せればいいのではないでしょうか?

 

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