写真手帖

写真作家の2人が写真を撮りながら考えたこと。

写真における「日常」がテーマって意外とハードル高い気がする

bayashiです。

 

突然ですが、皆さんはあなたの写真のテーマは?なんて急に聞かれたらすぐ答えられますか。

 

自分はもし聞かれたときに何て言おうかたまに考えます。で、結局言葉にすると薄っぺらかったり、なんかダサかったりして結局決まりません笑

 

迷ったら「僕は日常を切り取っています」なんて言葉が色々と使いやすそうかなと思うのですが、個人的に「日常」って範囲が広すぎてそう簡単なテーマではないような気がするんです。

 

本当に日常をテーマにしてる写真家さんの写真集とか見ると、いかに自分の(通称)日常写真がなんとも嘘臭く「これのどこが日常やねん!笑」て一人で突っ込んでは落ち込んでます…

 

着飾ったものや演出した写真は日常をテーマとするならば違和感がありますよね。本当にあんたはそんな日常を毎日送っているのかと!

 

例えば本当の日常写真を自分が本気で撮るとしたら。

①朝起きる

②出勤

③退勤

④帰宅

この中で合間合間に撮らなければ本当の日常ではないってことですよね笑 難しいな…

 

あとは、休日ですね。

そんな毎日のようにエンジョイした生活ではないので撮るものもそれなりのものしかないでしょう。悲しいことに笑

(行動力がある人は別)

 

と考えると自分の写真は日常写真に向いてないということが分かってしまいました。

 

ガチでやったら部屋の写真とベッドの写真のオンパレードでしょう。これが本当の日常だから仕方ありません。偽物の日常、理想の日常ならなんとか撮れるかもしれませんが。

 

やっぱ写真はその人らしさが重要なんですよね。自分に向いてないジャンルを背伸びして撮っても本業の人には普通に勝てませんし、無理して撮ってる感じがなんとなく分かってしまうでしょう。

 

んー。自分の写真とは?永遠のテーマですね。余計に分からなくなってきたぞ!笑

 

皆さんも頭がおかしくなるほど自分の写真について考えてみて下さいね!

 

ではではー