写真手帖

写真作家の2人が写真を撮りながら考えたこと。

写真のレタッチ能力が撮影能力と同じくらい重要になってくる

kikutaです。

 

 

今回はレタッチの話をしていきます。

皆さん、写真のレタッチしていますか?

 

 

写真のレタッチ能力は、撮影のうりと同じくらい重要になってきている気がしています。

というのも、例えばインスタグラムで有名な人達は、須らく自分のテイストを持っています。

 

 

テイストの統一が世界観を生み出し、その世界観が人を魅了するのです。

写真一枚で闘うのではなく、群で闘う時代になってきているのだと思います。(昔からそうかもしれませんが)

 

 

僕もなるべく自分のテイストというものを大切にしていますし、基本的にはレタッチをします。

レタッチの腕を磨くことは必須です。

職人芸レベルのレタッチ力を身につけて下さい。

 

 

レタッチは料理と似ていて、やりすぎてしまうと素材を殺してしまうこともあります。

例えば最高級の肉を、味の濃い焼肉のタレにどっぷりつけて食べるのってもったいない気がしませんか?

せっかくの最高級の肉も、いつもの味になってしまいますよね。

だから、素材の味を殺さない適度なレタッチというのが大切です。

 

また、インスタに載せる写真、A3サイズで展示する写真でも、適切なレタッチは変わってきます。

インスタは基本的にはスマホの小さな画面で見ますから、やや過剰なレタッチでもよく、むしろ目を引く方が大切です。

一方、A3ノビだと写真の細かな部分まで見えるため、自然なレタッチを心がける必要があります。

 

 

上記を理解し、どちらにも対応できる能力こそが、正しいレタッチ力だと思います。

 

 

 

 

俺は撮って出し一本なんだ!

という人もいるかもしれませんが、レタッチはきっとこれからどんどん大切になってくる技術ですので、是非訓練しておきましょうね。

 

 

 

 

 

またね!

 

 

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僕がレタッチした写真を載せておきます。

好みは脇に置いて頂き、与える印象がガラッと変わることに着目ください。