写真手帖

写真作家の2人が写真を撮りながら考えたこと。

初心者がカメラ趣味を長く続けるには。自分の過去の経験から改めて振り返ってみた。Part2

kikutaです。

 

 

bayashiが写真を続けるコツを記事にしてくれたので、僕も追記事を書いてみます。

 

 

僕らは定期的に展示に出展したりコンペに応募したりしています。

もちろん別に誰かにやれと言われているわけでもありません。

 

 

なぜ出展・応募するのか?ですが、

 

「小まめに納期を切ることで、嫌でも写真を撮らざるを得ない状況をつくっている」

のです。

 

 

 

僕ら人間はアクティブな行動を続けることは難しいと言われます。

例えばですが、

 

「毎日1時間英会話の勉強をして英語ペラペラになるぞ!」

「筋トレするぞ!夏にはムキムキになったる」

「痩せるためにダイエットだ!毎日30分筋トレしよう」

 

なんて言って、2、3週間くらいであの熱意はどこへやら、、なんて経験はありませんか?

 

 

写真も上記と同じことなのです。

人は自発的(アクティブ)な行動をする時、大きなエネルギーを消費します。

そのため、続けることは苦痛だし油断するとすぐに辞めてしまいます。

 

でも、例えば満員電車はどうでしょう?

片道1時間だったとしても、仕方なくだし苦痛ではありますが、毎日ぼーっと乗り続けることはできますよね?

人は受動的(パッシブ)な苦痛ならある程度は耐え続けられます。

なぜならそこには、エネルギーをほぼ消費しないからです。

 

 

だから写真を続けるためには

「写真を撮らざるを得ない状況」

がとても大切です。

 

 

どんな辛いときでも、やるしかない状況にしてれば、自然と写真は撮り溜まっていきますね。

 

 

僕とbayashiは大学の写真部で定期的に部の展示活動をしてきましたから、嫌でも撮らなければいけないという状況の有効さを知っていたのです。

 

 

社会人になった今でも、部活動のような動き方をするという方法を取っています。

 

 

だからみなさんも、

 

・どこかのコミュニティに属して定期的な展示を行う

・写真仲間をつくる

・勢いでとにかくなんらかの展示に応募してしまう

 

などなど、いい意味でぼーっとでも写真を続けられるような環境をつくるようにしてみてください。

 

 

 

 

 

 

ではでは!

 

 


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初心者がカメラ趣味を長く続けるには。自分の過去の経験から改めて振り返ってみた。

bayashiです。

 

初心者の人がカメラを買って数年で飽きてしまう。または、買ったものの数回しか使っていない。といったことは良く話しに聞きますよね。

 

これはおそらくその人の写真を始めるキッカケとその環境によって変わってくるのかなと思います。

 

自分の場合は、たまたま大学で写真部に勧誘されたから。というだけですが、今では写真抜きの生活なんて考えられないレベルの趣味になりました。

 

自分の所属してた写真部は部員数がとても多いので、その中で仲良くなった人たちもたくさんいます。

 

なので、社会人になった今でも自分の周りにはほぼ写真についての知識がある人が大多数という変わった状況です笑

 

休日には誰かしらと撮りに行ったり、旅行に行って撮ったり、酒飲みながら写真について語ったり。

 

といったことが自然にできている。

ありがたいことに。

だから、お互いに成長していけたり、スランプになったときにアドバイスをもらったりしてなんとか写真を辞めずにいられました。

 

じゃあ、もし写真部に所属せず一人でカメラを買って写真を趣味にしようとしていたら。

 

たぶん1年ももたないで辞めていたでしょう。(自分の場合は)

 

理由を考えてみると

①撮っても見せる人がいない。できてもネットに黙々とアップするだけ。

②団体に所属してるだけで展示の経験が比較的簡単に経験できる。1人だと一気にハードルが上がる。

③デカイカメラを持って、1人で近隣をうろつくのに抵抗がある。

(写真趣味なら普通のことかもしれませんが自分は未だに少し抵抗ありますね)

④辞めても誰にも気づかれない。

⑤ひたすらハードディスクに写真を溜め込む作業の日々。コレクション的になってくる。

⑥もはやなんで撮ってるのかが分からなくなる。

 

などなど考えればゾッとするほど思い浮かびます。環境というのは結構大切なんだなと改めて感じますね。

 

でも正直、そもそも写真は孤独な競技ですし、どちらかというと1人で行える趣味の中では敷居が低いとは思います。他の趣味と比べて。

 

なので、持論として写真を続けるコツは

 

【アウトプットの方法を考える】

 

ことが重要なのかと思いますね。

展示、写真集、フォトコン、webサイト、snsなどなど

 

ということを思ってから数年はとりあえず何でもやってみる精神で行動してます。

このブログもそのひとつです。

 

趣味の中で失敗しても失うものはありません。

とにかく思い付いたことは何でもやる。行動する。

 

その中で本当に自分が写真を続ける理由を見つけ出せればいいのではないでしょうか?

 

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自分にとっては見飽きた光景でも他人にとっては珍しい光景かもしれないから撮っておこう

kikutaです。

 

 

あー写欲がわかねー撮りたいもんがねー、なんて悩むことしばしば。

 

その度に、

なんで撮りたい物がないんだろう?

僕は一体何が撮りたいんだろう?

とか悶々と悩むわけです。

 

その中で僕は一つの答えを見つけていて

結局「自分にとって新鮮じゃないから」

というのがかなり大きいなと思うんです。

 

 

見飽きた街に住んで見飽きたを生活して、見飽きた職場や学校に通い、見飽きたスーパーで食材を買って食べて、見飽きた(ry

 

 

人は同じもの見続ければ飽きますね。

やっぱり新しいものが見たいんですよ。

 

 

 

例えば、見知らぬインドネシア人が、カメラで彼の家の中を撮り、行きつけのスーパーを撮り、近所の寺院を撮り、ガールフレンドを撮った写真なんかだと、僕らにとっては凄く新鮮に見えそうじゃありませんか?

 

 

 

つまり僕らの退屈な日常も、他人にとっては珍しくて美しいかもしれないのです。

 

 

だから自分が何を撮りたいか?

と同時に

「他人がこれを見たら心に響くのか」

 

を基準として持っておくべきだと思うのです。

 

 

ただ自分の写欲がわかないとつまらないから、そこらへんのいい塩梅が大切だと思います。

 

 

 

何が言いたいかというと

 

 

 

「撮りたいものがないなら、他人の目線になって撮って発信してみよう」

 

 

 

ということです。

あなたの行きつけのあの定食屋さんだって、ネパール人にとっては物珍しいかもしれませんよ。

逆にネパールのローカルな食堂って、見てみたくなりませんか?

 

 

 

 

身近なものにもガンガン写真を撮って下さい。

僕は、悩んでもとにかくシャッターだけは切り続けることを推奨していきますよ。

 

 

 

僕が学生時代を過ごした湘南付近の日常スナップ写真を載せておきます。

当時は退屈でしたが、こうしてみると悪くない気がしています。

 

 

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contax t2 / 2016

 

 

 

 

 

RICOH GRで夜中の神保町をスナップしてきた【深夜徘徊の魅力】

bayashiです。

 

突然ですが、皆さん「深夜徘徊」ってしたことありますか?笑

 

最近マツコ・デラックスさんの番組で「夜の港を徘徊する」なんてのもありますね。

 

深夜徘徊ってちょっと危険な感じでヤンキーとか不審者に絡まれそうってイメージがあってわざわざ夜中に街に繰り出す人は少ないのではないでしょうか。結構体力的にもキツイんで気軽に出来るもんじゃないですよね。

 

とりあえず、何か理由がないと基本やらないでしょう。

 

なので……

 

今回は写真趣味においての深夜撮影の魅力と楽しさについて書いていきたいと思います!

 

(未成年の方はダメですよ!☺️)

 

まず、深夜撮影って行っても何撮るねん!って話しになりますが、これに関しては

 

深夜の街独特の雰囲気を感じながら適当にブラブラ散歩するだけですね。自分の場合は。

 

だって暗いし、あんましっかり構えて撮ってたり、カメラ持って不審な動きしてたら普通に通報されますからね笑

 

サクッと撮りつつブラブラするだけです。

 

むしろ写真撮影を楽しむというよりは、誰もいない街を独り占めしてる感覚を味わいたいって感じです。写真はおまけ。

 

で、飽きたら近場ならそのまま帰るだけです。電車で来たなら適当にマックとかネカフェで始発待ちましょう。

 

ということで、最近とある事情で自分が深夜撮影してきた時の写真を載っけておきます。少しでも雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。

 

神田~神保町周辺(滞在時間40分程度)

 

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この周辺はホントにこんな色なんですよ。なんか理由でもあるのでしょうか…

 

関係ないですが、深夜の都内を撮影したMVを勝手に紹介します。

tofubeats好きなだけです笑

 

写真において「量のない質はない」は真実だと思う

kikutaです。

 

 

皆さん、森山大道さんを知っていますか?

路上スナップ写真で知られる日本の大御所写真家です。

 

 

僕は彼の写真もエッセイも大好きなのです。

森山さんの写真のスタンスはとてもシンプルで

「とにかく直感に従って量を撮る」

というものです。

圧倒的な量が、小手先のテクニックなど一蹴すると語っています。

 

 

 

この考え方が僕は大好きです。

 

 

 

というのも、写真は絵や音楽と違い、シャッターを切ればモノが出来上がるという特異な性質を持っています。

 

 

 

つまり、

「数を量産できることは写真特有の力」

なのです。

これを活かさない手はないでしょう!

 

この持論に基づき、僕は躊躇せずシャッターを切りまくっています。

 バカスカシャッターを切ります。

フィルムをガンガン消費し、財布もガンガン軽くなって行きます。

 

 

 

 

例えばです。

友人と山奥に絶景を撮りに来たとします。

頑張って早朝4時に起き、1時間くらい三脚を立てて粘って渾身の朝日の写真が撮れました。

けれども、家に帰ってカメラを見返すと、

渾身の一枚よりも帰り際に道端に車を停めて撮った何気ない写真の方が魅力的だった

なんてことが往々にしてあるのです。

それどころか、同乗していた友人を何気なく撮ったスナップ写真の方が魅力的な可能性だってあるのです。

 

 

こういうことって写真ならではだと思います。

そして僕はそんなドライな性質が大好きです。

 

 

 

だから、何か心に引っかかったらすぐにシャッターを切るべきと思っています。

数を打ちましょう。母数を増やしましょう。

 

 

 

 

 

これは僕の持論ですが、恐らく森山大道さんの言いたいことも似たようなことなのかなーと思っています。

 

 

 

 

だから僕は「量のない質はない」を全力で発信し続けます。

 

 

 

 

 

迷ったら、とにかくシャッターを切れ!

 

 

 

 

 

 

 

 

またね。

 

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2018年度木村伊兵衛賞の写真集「KIPUKA」を読んでみたら受賞に納得してしまった

kikutaです。

 

第44回 木村伊兵衛賞2018年度

受賞作品が決まりましたね。(結構前ですが)

岩根愛さんの「KIPUKA」という写真集です。

 

受賞前から各雑誌の特集などでやたら取り上げられていたりして、

どんなものなのか気になっていたため実際に読んでみたのですが、

こりゃ受賞するわけだ...と心から思ったのでした。

 

写真をやる人もそうでない人も、色々と学べる部分も多く、写真集の教科書的な抜け目ない一冊だったので、一度読んでみて欲しいと思い記事にしてみました。

 

 

【ハワイと福島の繋がりと言うテーマが新鮮で明確】

ハワイで行われる''ボンダンス''と福島の盆踊りを接続させています。

フクシマオンドと呼ばれる踊りを踊るそうなのですが、

その不思議な繋がりが文化人類学的な目線で見ても非常に面白い。

そんなもん本当にあるの!?という驚きからスタートするわけです。

 

写真のテーマが深いってやっぱいいなぁとしみじみ。

 

【シンプルに写真が美しい】

僕が最も惹きつけられたのが、最初の数ページでした。

ハワイの火山が噴火している写真なのですが、これが異様に美しいのです。

色とかトーンとか、自然でありながら迫力がありなぜか魅入ってしまいました。

ここでグイっと引き込まれるわけです。写真の美しさは非常に大事です。

 

【各章ごとに写真ジャンルが変わり見ていて飽きない】

数ページごとに写真の見せ方が変わるように作られており、

1冊の写真集の中で様々な表現が試みられているのです。

 

途中で真っ黒な背景に光沢のある不思議なモノクロ写真が印刷されていたりしたりと、とっても芸が細かいです。

 

それがちぐはぐにならずちゃんとまとまっているから尚更すごい。

 

 

 

以上、岩根さんのKIPUKAの紹介でした。

僕の中では鈴木郁朗さんの解業以来の衝撃でした。

 

みなさんもぜひ、読んでみてくださいね。

 

 

写真が上手いってこういうことか、、と納得できる気がします。

 

 

↓にリンク貼っておきますので気になる方は是非。

 

 

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またね。

 

 

 

アスペクト比で写真は化ける【レタッチ編】

 

どうも、bayashiです。

 

前回の記事ではアスペクト比の種類について簡単にまとめてみました。

では実際どのくらい写真の印象が変わるのか、1枚の写真を例にして比較してみようと思います。

kikutabayashi.hatenablog.com

 

今回使用する写真はRICOH GRで撮影したこちらの銀座スナップです。

 

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これはカメラのデフォルト設定である3:2で撮影したものです。

この写真を使って色々な比率にしてみたいと思います!

 

では、さっそく。

 

◎4:3

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バランスを考えて軽くトリミングもしました。

昔の規格ですが、そこまで劇的変化はありませんね。まだまだメジャーなサイズで見慣れてるからかもしれません。なので気持ち大きく感じるくらいです。

あえて言うとすれば少し窮屈な印象があります。良く言えば迫力がある?

 

◎16:9

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テレビなどで主流の比率ですね。

でも、意外とカメラでは使っている人が少ないイメージがあります。最近自分のインスタでも統一して16:9使ってます。

 

何となくですがこの比率は動画に向いてるのでしょうか。

これだけで結構ドラマチックになりますね。映像についてはそんなに詳しくないのでいつか勉強してみようと思います。

 

◎2.35:1(シネスコ

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映画で良く見るヤーツですね。

縦がとても窮屈になりますがかなりシネマチックな印象になります。

日本人のインスタとかではあまり見かけませんが外国の方の投稿ではまだ多い気がします。とはいえ、大体はプロのシネマトグラファーの方のアカウントだったりしますが笑

 

上下に黒帯付けるだけでさらに映画っぽくなります。(地味にめんどくさいですが...)

 

写真によって似合う似合わないがあるかもです。

 

◎4:5

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大判カメラ=「4×5inch」(シノゴ)で有名な比率です。

4:3よりもさらに縦長になってるのでより正方形に近くなってます。

ダイナミックで個人的には何となくプロの写真感が増すので好きです(適当)

 

◎1:1

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インスタで一気にメジャーになった比率ですね。中判カメラでは、二眼レフハッセルブラッド 500C/Mなどの印象があります。

 

正直スナップ写真には合わない感じがします。

画角が制限されることで表現の幅は他と比べて狭くなり、結構上級者向けな印象があります。自分は結構苦手な画角です。

人物写真などの被写体が明確な写真に向いているのかなって思いますね。

 

 

 

・・・といった感じでいくつか試してみました。

何が正解なんてのはもちろんありません。でも写真によって合う合わないは何となくある気がしますねー。

完全に個人の感性や作風によるものなので、逆にそこで悩むことも写真の面白くて深いところなのではないでしょうか。

 

皆さんもいろんな写真で一度試してみると面白いかもしれませんよ!

 

 

ではまた〜

アスペクト比で写真は化ける【アスペクト比の種類について】

 

どうも、bayashiです。

 

写真を撮っていると個性を出したくなりますよね。そんな時に写真の印象が分かりやすく変わるアスペクト比について簡単にまとめてみようと思います。

 

今回はアスペクト比にはどんなものがあるのか。一覧で紹介していきます。

具体的な作例は次の記事で!

 

代表的なアスペクト比

◎3:2

こちらは写真で一番使っている人が多いと言われてる比率です。一眼レフのデフォルト設定であることが多いです。

 

主なものに

フルサイズ、APS-C、大半のフィルムカメラなど


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◎4:3

昔の機械に多く、今は意図的に使わない限りあまり見かけなくなりました。

 

主なものに

昔のテレビ、昔のモニター、古いコンデジなど

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◎16:9

最近良く見かける比率ですね。最近のテレビは基本的にこれです。カメラの機種によって選べたりできるものもあります。ビジネスシーンでは16:10(WXGA)なんてのも使われてます。パワポとかですね。

 

主なものに

HDTV(ハイビジョンテレビ)、モニター、ハンディカムなどのビデオカメラ、一眼レフの一部の機能など

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◎2.35:1

なんだこれって人もいると思いますが、これは映画で使われる「シネマスコープ」という比率です。略称シネスコ

イメージとしては上下に黒の帯があるやつですね。とても横長です。でも実際、撮影は縦長のフィルムを使っているという雑学は長くなるので割愛します笑

 

主なものに

最近の映画、最近のオシャレなMV(PV)など


『クリード2』予告編2 (2019年) - YouTube

 


米津玄師 MV「Flamingo」 - YouTube

 

◎1.85:1 or 1.66:1

このふたつは「ビスタビジョン」と呼ばれていて規格がいくつかあります。略称はビスタ。こちらも映画などに使われてます。撮影時のフィルムによって変わっているようです。

 

◎1:1

インスタで流行ってる比率ですね。オシャレでポップな印象です。フィルム時代では中判カメラのブローニーフィルムなどでも使われてました。

 

主なものに

インスタの標準フレーム、ブローニーフィルムのスクエアフォーマット、最近のチェキ


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◎大判、中判、35mmフィルム

大判カメラや中判カメラのブローニーフィルムなどにもたくさんのサイズがあります。詳しくは下のサイトから⬇️

 

代表的なものだとこんな感じですかね!

まだまだ、たくさんありますので一部ですが…

 

次の記事では実際にアスペクト比でどんだけ写真の印象が変わるのか実験してみたいと思います!

 

それでは

鳥居の写真が好き過ぎて辛い

kikutaです。

 

突然ですが、僕は鳥居が大好きなのです。

鳥居を見ると異様にテンションが上がります。

 

有名な神社の鳥居よりも、ひっそりと佇む無名な鳥居が大好きなのですよ。

うまく説明ができないのですが、なんだか神聖な感じがしてたまらんのです。

 

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ちなみにbayashiは僕以上に鳥居が大好きで、小学校の図工の時間に絵を描く授業があり、みんな可愛いイラストを描く中1人だけ鳥居の絵を描いたそうです。

こわっ、マジ引くわー。

 

 

ま、今の僕は鳥居大好きマンなので人のこと言えないのですが。

鳥居の写真を貼っつけておいたので、少しでもその魅力を感じて貰えたらなーと思います。

(色味とかの統一感がないですが)

 

 

 

 

またね。

 

工場夜景撮影が有名だけど個人的に昼工場を推したい理由

bayashiです。

 

写真を撮る人ならば誰もが知っているであろう工場夜景

 

アニメやファイナルファンタジーのような近未来的光景はとても美しく、男なら一度は撮りに行きたくなるものです。

 

(工場夜景について知りたい方はこちらのサイトが参考になります。)

yakei.tw

 

インスタグラムでも素晴らしい作品の数々をタイムライン上で見かけますね。

とにかく映えます。#工場夜景 とかでたくさんヒットします。

 

個人的にアクセスが場所によっては結構困難だったり、車が必要だったりと敷居が高い印象がありますがこんなにシェアがあるということは、無理してでも撮りに行きたい魅力的なフォトスポットだということが分かりますね。

 

川崎工場の場合、実際に現地まで駅から歩いてよく行きますが遠くていつも帰りには足が棒になってます。歩きだとしんどいです。

 

と、魅力的な工場夜景ですが...

 

自分は普通に昼工場の方が好きです!

 

ただこれが言いたかっただけです笑

世間的にカメラ界隈では工場撮影=工場夜景になってしまっているのがなんか勿体無いと思い、昼には昼の良さがあることを伝えたいなと。

 

昼工場の良さは

①夜よりも工場の配管や煙などがより細かく見える。

②何か昼の方がインダストリアル感が強い。

③基本的に三脚いらない。

④夕日とのコラボが美しい。

⑤冬の夜は単純に地獄。

 

だいぶ主観的ですね。

 

とにかく、夜景もいいけど昼工場にも魅力があることを伝えたい!

 

と言うことで何枚か自分が撮った写真を貼って締めたいと思います。

 

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皆さんも工場昼景撮りましょう!

 

ではでは

カメラ買ったけど何撮ったらいいの?という悩みは6年経っても解決しないのでとにかくカメラを持って外に出て下さい。

こんにちは。

kikutaです。

 

 

被写体探しってマジで難しくないですか?

何撮ればいいの?って最近カメラを始めた人によく聞かれますが、正直言ってですね

 

むしろ僕が教えて欲しいです。

 

何を撮ればいいんだろう、という一見初心者あるあるみたいな悩みは、6年目になっても全然無くなりません。

 

 

カメラマンはクライアントがいるから撮る理由に悩む必要はないですが、僕らのようなアマチュアはよく悩みます。

 

なんのために写真を撮るんだろう。

 

と、悶々とします。

 

 

bayashiとかれこれ3年くらい悩んでます。

毎回うんうん唸っております。

 

僕らは二人で活動しているので、アレコレ議論しながら試行錯誤をしてきました。

その中で、写真を撮る行為は、大雑把に下記のA.Bにわけられると思っています。

 

 

A.難しく考えないで何でも撮る(撮影先行)

→どこかに出かけて直感で撮る(場所先行)

→必然的に私写真や、スナップ写真などになる

 

メリット

・難しいことを考えずバシバシとスポーティに写真を撮れる

デメリット

・楽だが、目的がないので達成感がない

・何が言いたい写真かわかりにくくなる

 

 

 

B.コンセプトを固めて撮る(コンセプト先行)

→予め撮りたいイメージを考える

→コンセプトに合う被写体を撮影

(場合によっては被写体を作り込む)

 

メリット

・メッセージ性を含めたりしやすい

デメリット

・手間・時間がかかる

・撮影の時間<<<考える時間 になりやすい

 

 

【自分の撮りたい写真はどちら?】

自分の撮りたい写真のジャンルを決めると、そのために必要な行動も変わってきます。

風景写真家だと秘境に出向き、テントや近くの宿で何時間や何日も最高の一瞬を待つこともあるでしょう。

一方所謂スナップ撮影だと、小さなカメラを持ち街をぶらぶらと撮影し一瞬を狙うスポーティな撮影になります。(スナップの定義も色々ですが)

 

僕は時間があるならなるべく外をうろうろしていたいというおかしな体質なため、写真もAに偏りがちです。

 

でも本当はBの撮影もしたいんですけどね。

コンセプトを明確にして撮影し、写真集をつくりたいなーと。

 

 

話を戻しますが、自分が撮りたいものが思い浮かばないなら、まずはAの撮影をしてみたらどうでしょう?

と思うのです。

 

悩んだらとにかくカメラを持って外に飛び出してください。

そして悩む前にシャッターを切る、もう本当にこれに限ります。

 

写真のいいところは、いくら悩んでもシャッターさえ切れば絵は出来上がってくるところだと思っています。

むしろ撮るときにあれこれ考えると何もいいことがありません。

 

 

逆に言えば、いくら思念を込めた所で、カメラは淡々と記録するだけです。

僕はそういう無情な所もすきだったりします。

 

 

撮ってから考える。

 

悩んだら、とにかくシャッターを切る!

 

 

 

またね。

 

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とうとう発売「RICOH GR III」GR使いが思うこと

bayashiです。

 

とうとう発売しましたね。RICOH GR III。

 

 

自分の写真の5割は初代RICOH GRで撮ってるものなので、もちろんチェックしてました。

 

このサイズ感でAPS-C、スタイリッシュ、クールなエフェクト付きなど個人的に最強コンデジです。もちろん不満点はいくつかあったので、そこが改善されてれば買い換えようと考えてました。

 

不満足は

①ちょっと夜に弱い。手振れ補正なし、最高ISO感度が少し低い。

②レンズがF2.8は充分だけどできればもう少し頑張ってほしい。

③AFが結構迷う。

 

少し前の機種なので仕方ありませんがこんなとこです。

 

で、今回はどう進化したのかというと…

①レンズが見直されより高画質に!

②最高ISO感度がアップ!

③手振れ補正付きました!

④タッチパネルになりました!

などなど他にもありますが、詳細はしっかりレビューされてる方の記事でご覧ください(放棄)

 

この改善点だけみてもRICOHさんがGRファンの声をしっかり聴いていることが分かりますね。さすがや。

 

【もうこれじゃあ買うしかないよね?】

ってことです。

 

が、デメリットもありました。

 

・内臓ストロボが廃止されました

 

えー。なんでー。

 

というのも、結構GRで夜+ストロボの組み合わせで作品を作ってきたのでこれがないとなると一気に冷めてしまいました。 

 

コンパクト化の影響なのか分かりませんがちょっとこれはなー。

 

普通に考えたら素晴らしいカメラです。でも自分の作風とか使い方を考えると、少々様子見って感じです。お値段もお値段なので。

 

少し安くなったときに改めて必要かどうか考えてって感じになりそうです。

 

GRファンの皆さんはどう動くのでしょうか笑

 

といった感じで個人的にGR Ⅲに対して思うことでした!

 

ではでは

 

最後にGRで撮った写真いくつか貼っておきますね。

 


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フィルムを飛行機に乗る前のX線検査に通したけど何も問題なかった話

kikutaです。

 

フィルムを飛行機に乗る前の手荷物検査に通しても問題ないのか?

って気になりますよね。

 

手荷物検査ではX線を照射して中身をチェックするため、フィルムが感光してしまうなどの噂をよく見ます。

 

僕も去年台湾旅行にフィルムカメラと20本くらいのフィルムを持って行ったのですが、結論から言うと、ぼくの場合は問題ありませんでした。

 

20本も持って行ったので、帰りの飛行機の中ではすごく不安でした。

思い出の結晶ですからね。。

ちなみに持って行ったのは、下記のフィルムです。

(FUJICOLOR200、LOMO color negative 100、800 )

 

羽田空港台湾桃園国際空港で行き来しましたが、もしかすると他の国との行き来だと使っている検査機材が違ってX線に感光してしまったりするかもしれません。

あとはフィルムの種類はISO感度にも影響したりするのかもしれませんね。

 

だからリスクを回避するためには目視で検査をして貰うのがやはり一番いいかもしれませんが、そんなに心配し過ぎなくてもいいのではないかと思います。

 

僕に関しては、写真に何か写り込んでいたりすることもなく、撮影ができていました。

参考に僕の台湾で撮りX線に通したフィルム写真を貼っておきますね。

心配な方は、どうぞ参考にしてください。

 

 

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(全てyashica T4)

 

 

 

 

 

 

またね。

 

 

 

 

超個人的コスパの高いフィルムランキング(2019年3月ver)

【超個人的コスパの高いフィルムランキング5選(ver2019年3月)】

 

フィルムってお金がかかりますよね。

初期投資が安い分、ランニングコストがかかります。

 

結構種類もあるし、どれ選んだらいいの?

って人も多いのではないでしょうか?

 

実際買って試してみるのが一番早いのですが、

1、2本使っただけじゃ特徴なんてわからないんですよね。

それも、お店に取り込んでもらってたりすると尚更です。

 

そこで、個人的におすすめな安価で使いやすいフィルムをご紹介します。

 

 

僕は自分でフィルムをスキャンしています。

今まで取り込んだ枚数は、1000枚くらいでしょうか。

自分でスキャンをするときは、毎回色味の調整をしてから取り込むんですね。

そうして何度も何度も取り込んでいるうちに

 

「あれ、このフィルムはなんだか黄色が強いな、、」

とか

「色のはっきりでるフィルムだ」

とか、体感で感じることがあります。

 

そんなこんなしているうちに、使うフィルムはある程度限定されてきました。

このフィルムが安定だな ってのがやっぱりあるんですね。

 

 

もったいぶらずにいきなりいきます。

 

 

 

【超個人的コスパの高いフィルムベスト5(ver2019年2月)】

  1. FUJICOLOR200 (36枚撮) / FUJIFILM 
  2. GOLD 200 36EX / KODAK
  3. 業務用フィルム100 (36枚撮) / FUJIFILM
  4. Lomography Color Negative 100 / Lomography
  5. Lomography Color Negative 400 / Lomography 

 

 

1.FUJICOLOR200 (36枚撮) / FUJIFILM 

このフィルムは、恐らく今一番安いフィルムですね。

発色が正常で、バランスの良い写りをします。

特徴としては緑と赤が綺麗に出ます。

ややコントラストの高めのぱきっとした写りの印象。

強い特徴はないので、ミスしたくない撮影の時は間違いないです。

 

そして、何と言ってもISO200の感度が丁度良い。

ISO100よりも+1時間くらいは粘れる気がします。

ISO200なら昼間に絞り解放でポートレートなんかも撮れますし、

ISO100よりほんの少し心強いです。。

 

そして最後に、何よりもその価格です。

36枚撮りの10本セットで4000円を切るのは、今はこのフィルムだけだと思います。

今は悩んだらまずこれを買っておきましょう。

 

【スキャンを自分で行う場合のランニングコスト

(一本+現像代)/36枚=1ショットにかかるお金

(435円+600円)/36枚=27.7円

 

 

 

 

 

 

2.GOLD 200 36EX / KODAK

つい最近、なぜか一部の店舗で在庫が復活し始めたフィルムです。

もう生産が終了しているはずなんですが、不思議です。

KODAKのフィルム全体的に高騰してきているため、

KODAKの写りを安価に楽しみたい方は最高のフィルムです。

 

使ってみた個人的な印象としては、

マゼンタ(赤)の弱めな、カラッと乾いた写りの印象です。

なんだろう、不思議と感じるカリフォルニア感。

でも総合的にバランスはいいんですよね。

 

1位同様ISO感度が200なので、とっても使いやすいです。

KODAKを安価に使いたいならこのフィルム一択ですね。

 

【スキャンを自分で行う場合のランニングコスト

(一本+現像代)/36枚=1ショットにかかるお金

(435円+600円)/36枚=28.7円

 

 

 

 

3.業務用フィルム100 (36枚撮) / FUJIFILM

きました、元最強コスパのフィルム業務用100 36枚撮りです。

このフィルム3位にしましたが、本当は大好きなんです。

でも最近なんだか高騰してしまっているんですよね。

 

写りの傾向としては、しっとりと湿度を感じる富士フィルムらしい写りをします。

HIROMIXさんや奥山善之さんみたいな私写真系のスナップなんかを写真を撮る人にはぴったりだと思います。

 

FUJIFILMのフィルム全体に共通していることですが、

ややマゼンタ(赤味)が強く出ます。

 

そしてシャドーに緑が乗る気がします。

 

ちなみに、青味を強くし、コントラストを落とすと、pro400Hに近い柔らかでしっとりとした写りにもできます。

 

【スキャンを自分で行う場合のランニングコスト

(一本+現像代)/36枚=1ショットにかかるお金

(453円+600円)/36枚=29.25円

 

 

 

4.Lomography Color Negative 100 / Lomography

ちょっと前までは、このLomo100が一番コスパが高かった気がします。

僕はめちゃくちゃ愛用してました。

Lomoっていうとかなり個性的に写るイメージがありますが、

このフィルムは意外にもそんなこともないです。

少し特徴はありますが、とても使いやすい大好きなフィルムです。

 

やや黄色が強くでる印象ですね。

なんとなく枯れた印象の写りをします。

発色は、KODAKのフィルムに似ている気がします

 

2位のフィルムが出てくるまでは、KODAKの代わりにこのフィルムを多用していました。

 

【スキャンを自分で行う場合のランニングコスト

(一本+現像代)/36枚=1ショットにかかるお金

(643円+600円)/36枚=34.5円

 

 

 

5.Lomography Color Negative 400 / Lomography

LomoのフィルムのISO400版ですね。

これまた使いやすい。

 

写りの傾向は3位とほぼ同じくやや黄色に寄りますが概ね標準的です。

ISO400なので、少し粒状感があります。

そして明るいレンズで解放で撮れば、夕方でも撮れます。

(しっかり構えて撮ればですが)

夜でも自動販売機のライトなんかの前でなら撮影できます。

 

暗くなってからも撮る可能性のある日は、このフィルムですね。

ISO400は汎用性が高く、使いやすいです。

 

【スキャンを自分で行う場合のランニングコスト

(一本+現像代)/36枚=1ショットにかかるお金

(643円+600円)/36枚=37.7円

 

 

 

 

 

【余談:単に写りだけならFUJIFILMのpro400Hが一番好きです】

高価だからこのランキングには入らないのですが、

僕はFUJIFILMのpro400Hというフィルムが一番好きです。

 

使ったことのない人は1度は使ってみてください。

ハマる人は本当にハマると思います。

 

 

FUJIFILM / pro400H vs KODAK / Portra 400

とかよく比較されますが、僕は圧倒的にpro400H派ですね。

 

線が細くてコントラストがやや弱く、彩度がほんの少し淡いです。

柔らかくしっとりとした写りです。

 

よく爽やかな青味が出るとか言われますが、

青味だけでなく、FUJIFILMの特徴であるマゼンタも乗っているせいか

ピンクがかったの色がでる気がします。

 

 

 

【気になったら1本買って試すべし】

僕がフィルムで撮影し、大量にスキャンを繰り返した中で感じた特徴はまとめました。

 

Flickrなどでそれぞれのフィルムの作例を流し見することもおすすめです。

ざっと流し見すればなんとなく傾向は掴めるかもしれません。

 

でも、結局最後は気になるフィルムは1本買って試してみましょう!

 

 

 

【2019年3月ver】

フィルムの価格はかなりの勢いで変動しています。

僕もフィルム価格の変動に合わせて

業務用100 36枚→Lomo 100 →FUJICOLOR 200

と使うフィルムを移行してきました。

2、3ヶ月後にはこのランキングも変わっているかもしれません。

 

 

フィルム選びは難しいけれどとっても楽しいですよ。

みなさんもお気に入りのコスパフィルムを見つけて、

ガンガン撮影してください。

 

 

またね。

 

 

 

 

映画「溺れるナイフ」を今更見たら、なんともフォトジェニックな映画だった

bayashiです。

 

結構前の話しですが、たまたまテレビでやってた2016年上映の「溺れるナイフ」という映画を見ました。

 

小松菜奈菅田将暉W主演の青春物語です。

 

垂れ流しで見てたのであまり期待してなかったのですが、意外と舞台の和歌山の景色が綺麗で実際に行ってみたくなるほどちゃんと見てしまいました笑

 

ストーリーはありがちだけどちょっとミステリアスな内容で最後は結局何が伝えたいのか正直分かりにくい映画ではありました。元々原作は少女漫画のようです。

 

ネットでは低予算とかカメラワーク等にあまり評判は良くないみたいです。

ですが、自分は結構映像美というか田舎の自然の美しさを上手く表現できてるなーと感じました。写真にしても絶対綺麗だろうなと。

 

タイトルに書きましたが、この映画を見たとき最初に頭に浮かんだのがインスタでした。

 

海とか学生が出てくるからですかね?

具体的には言えませんがとてもキラキラしてます。あとなんかオールドレンズとかフィルムって単語が頭をよぎりました。あとインスタで有名な岩倉しおりさんの世界観ですね。

 

この映画を見て、無関心だったものでもちゃんと見たら意外な発見があったり、そういったものからでも学べることは何でも吸収するべきなんだなと改めて感じました。

 

恋愛物語なんて普段は全然見ないのでストーリーでというより映像に関しての感想って感じですが笑

 

興味ないものでも見てみたりやってみることから感性が少しずつ磨かれていくのかもしれませんね。

 

今回は映画でしたが映像も写真も似た者同士です。写真を勉強するために映画を観まくるということは全然ありだと思います!逆に映像勉強するために写真始めるのもありかと。

 

ということを少しでも共感していただけたらなーと、ふと思ったのでちょろっと書いてみました。

 

毛嫌いせず、写真のためだと思って何でも観てみたり、やってみたりすることが大切なような気がします。

 

 

では、そんなかんじでー

 

それっぽい写真↓(スマホ写真)

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