写真手帖

写真作家の2人が写真を撮りながら考えたこと。

あまり多く写真を撮らない人ほどデジカメよりフィルムがいいと思う

kikutaです。

 

 

今回のテーマは写真を撮る頻度が低い、もしくは続くかわからない人には、デジカメよりもフィルムカメラがお勧めという話です。

 

 

理由は単純です。

フィルムカメラは基本的に初期投資が安くランニングコストが高く、デジカメは初期投資が高くランニングコストが安いからです。

 

 

例えば、一式で30万円を使うとします。

 

フィルムカメラの場合

・初期投資

本体+レンズ→3万

ランニングコスト

フィルム、現像、スキャン→27万円

 

 

デジタルカメラの場合

・初期投資

本体+レンズ→30万円

 

 

フィルムカメラはもう市場価値が底値まで落ち込み、価格はほぼ変動しなくなっています。

一方でデジカメは年月が経つほどどんどん型落ちになり、30万で買った機材を使わないまま埃をかぶらせていると、いつのまにか5万円の市場価値、、なんてことにもなり得ます。

 

 

上記の理由から、ちょっとカメラやってみようかなんて思っている人は、高価なデジカメを買う前に一度フィルムカメラを買ってみては?と思ったりします。

 

 

フィルムカメラならではの、美しい描写も楽しめますしね!

 

 

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富士フィルム。各フィルム30%値上げですって…

bayashiです。

 

 

いやー。本当にこの時が来てしまいましたね。

 

前の記事でも書きましたが、このままだとフィルム業界がピンチですよ。

 

30%値上げということは、写ルンです。でも1000円は超えるということでしょう。それに現像+データ化で安くて2000円てとこでしょうか。36枚で…

 

せっかくフィルムブームという波に世間が乗ったと思ったのに笑

 

プロの写真家さんとかならあまり気にしないのかもしれませんが、カメラ始めたての学生さんとかは特にキツいっすよねー。

 

PRO400Hとかなら一本で2000円位になるのでしょうか……高い。

 

個人的に痛いのがブローニーフィルムも対象ってとこですね。普通の35mmよりただでさえ高めなのに更に値上げですもん。

中判は予算に余裕がないと続けていけないかもしれないですね。悲しいことに。

 

うーん。とはいっても他のフィルムメーカーもまだあるので現状はLOMOとかの安いやつに頼る感じになりそうです!

 

いろいろ苦しい状況ではありますがフィルムを辞めることはありませんのでご安心ください笑

 

フィルム使いの皆さんが全員デジタルに移行しないことを祈ります!

 

ではではー


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昔やったゲームや観た映画、読んだ漫画や小説が自分の撮る写真の世界観に大きく関わっていると思う

kikutaです。

 

 

僕は写真をやる上で「世界観」が非常に大切だと思っています。

 

そもそも世界観ってなんだろう?

って話なのですが、ゲームや映画の世界観の定義とほぼ同義と考えてよいと思います。

 

つまりはその世界で、どんな人々が、どんな暮らしをし、どんな歴史があり、どんな音楽を聴き、どんな生活を営んでいるか?という設定のようなものです。

 

 

 

写真は現実からしか作れませんが、

写真は必ずしも現実とは限らない。

 

 

というのが僕の考えです。

つまりは、否応無く、現実の断片を組み合わせれば、そこには仮想世界ができあがってしまうのです。

そしてその仮想世界は、必ず撮影者の思考のフィルターを通りますから、なにかしらの撮影者の色がつくわけです。

 

 

そして、その世界が魅力的であればあるほど、写真一枚一枚がより輝くのです。

 

 

 

とりあえずゲームに絞り、僕が影響を受けたものはこんなものかと思うものを挙げ連ねてみました。

 

 

・マザー2

ICO

ワンダと巨像

・FFクリスタルクロニクル

 

 

こんなところでしょうか。

写真のどこに活きてるか?と言われると明確に答えことはできません。

でも確実になにかしらの影響は与えているとは思います。

 

 

正直、ざっくりタイトルだけ挙げ連ねても仕方ない部分はありますが。

色んな創作物の記憶の断片が頭の中を浮遊していて、そこから1つ引き出したり、すり潰して混ぜこぜにしたり、色々ですから。

 

 

 

 

 

 

僕がよく撮る、なんと言葉で表現すれば良いかわからない世界観の写真群を1つ貼っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

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一体なんの影響なのでしょう(笑)

こういうダークでなんとなく艶っぽいような写真を撮ってしまうのですよ。

ちなみに自分ではあまり好きではないです(笑)

 

 

 

ちなみにデジタルで撮りがちで、フィルムだとむしろ明るくやや淡いような写真を好みます。

人の生理とは不思議なものですね。

 

 

 

 

 

 

 

みなさんも、自分がいままでどんな作品を見て、どんなものに影響されてきたのか考えてみてくださいね。

 

 

きっと、面白いですよ。

 

 

 

ハーフカメラを初めて使ってみた。作例あり < 京セラ kyocera samurai x3.0 >

こんにちは、bayashiです。

 

少し前から手持ちの機材に飽きてきたので、安く遊べる変なカメラがないかと最近探しておりました。(変なカメラ集めるの大好きです笑)

 

そんな中で、なんだかんだハーフカメラに一回も触れたことがないなと思いハーフカメラについて色々調べていました。

 

ハーフカメラは通常のフィルムカメラの2倍撮影できるのでコスパも高いです。

フィルムを気にせず気軽に撮れるのがメリットですね。

 

ハーフカメラにもたくさんの種類と機種があるのですが、基本的にあまり凝った機能はなく全オートの機種も多いです。シャッター切るだけで何でも撮れるみたいなのもあります。

 

有名なカメラ

 

OLYMPUS PEN シリーズ(種類多すぎ)

Canon Demi シリーズ

Konica EYE

RICOH Auto half シリーズ

 

etc...

 

なので、自分が撮影時に必要な条件は何だろなと考え

最終的に決めたのがこれです。

 

www.youtube.com

 

京セラ SAMURAI x 3.0

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完全にビデオカメラです。

いいえ、ハーフカメラでした。

 

圧倒的ビジュアルと名前のイケメン感だけでこいつに決定しました笑

 

てのは、半分冗談でこれ結構万能カメラなんですよ。

 

OLYMPUS PEN EEシリーズとかインスタでも人気の機種と比べると・・・

①ズームが出来る!(レンズもまあまあ明るい)

②ストロボがついてる!(暗いと勝手に光る仕様なのでそこは注意)

③AFだから片手で操作できる!(ハンディカム的な使い方)

④フィルム自動巻き上げ!

⑤連射できる!(クソ遅い)

⑥この時代にあえて変なの使ってる通アピールができる!

 

素晴らしいですね!()

 

ということで、中古で購入するしかなかったので使えるかどうかの確認も込めて試し撮りしてきましたよ。

 

作例

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うん、いい感じじゃない?

写真のレタッチ能力が撮影能力と同じくらい重要になってくる

kikutaです。

 

 

今回はレタッチの話をしていきます。

皆さん、写真のレタッチしていますか?

 

 

写真のレタッチ能力は、撮影のうりと同じくらい重要になってきている気がしています。

というのも、例えばインスタグラムで有名な人達は、須らく自分のテイストを持っています。

 

 

テイストの統一が世界観を生み出し、その世界観が人を魅了するのです。

写真一枚で闘うのではなく、群で闘う時代になってきているのだと思います。(昔からそうかもしれませんが)

 

 

僕もなるべく自分のテイストというものを大切にしていますし、基本的にはレタッチをします。

レタッチの腕を磨くことは必須です。

職人芸レベルのレタッチ力を身につけて下さい。

 

 

レタッチは料理と似ていて、やりすぎてしまうと素材を殺してしまうこともあります。

例えば最高級の肉を、味の濃い焼肉のタレにどっぷりつけて食べるのってもったいない気がしませんか?

せっかくの最高級の肉も、いつもの味になってしまいますよね。

だから、素材の味を殺さない適度なレタッチというのが大切です。

 

また、インスタに載せる写真、A3サイズで展示する写真でも、適切なレタッチは変わってきます。

インスタは基本的にはスマホの小さな画面で見ますから、やや過剰なレタッチでもよく、むしろ目を引く方が大切です。

一方、A3ノビだと写真の細かな部分まで見えるため、自然なレタッチを心がける必要があります。

 

 

上記を理解し、どちらにも対応できる能力こそが、正しいレタッチ力だと思います。

 

 

 

 

俺は撮って出し一本なんだ!

という人もいるかもしれませんが、レタッチはきっとこれからどんどん大切になってくる技術ですので、是非訓練しておきましょうね。

 

 

 

 

 

またね!

 

 

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僕がレタッチした写真を載せておきます。

好みは脇に置いて頂き、与える印象がガラッと変わることに着目ください。

 

 

 

 

続々とフィルム現像屋が閉店してる気がする。

bayashiです。

 

インスタを中心としてプチフィルムブームが起こっていることは皆さんご存知だとは思います。

 

写ルンです。が流行りだした時もテレビやメディアでたくさん特集が組まれてましたね。

 

要するに今フィルムの需要は数年前よりも確実に上がっていると言えます。

売るなら今!くらいかと

 

しかし、現実はそうともいかないみたいです。富士フィルムを筆頭に流行に反して次々とフィルムの生産は終了しています。昔では考えられない値段で売ってるフィルムもありますね。

 

自分がお世話になっていた現像屋さんもどんどん閉店して選択肢がなくなってきて悲しいです。

 

今日も職場に近い店に現像をいつものように出しに行きましたが、GW前をもって閉店するそうです。

 

代わりの店も潰れ、その代わりの店も潰れていき本当にフィルム終了のお知らせを常々感じております。

 

最終的にはデジタルに統一されるんでしょうけども、フィルムで撮れる限りは、最後までしぶとく続けていきたいと自分は思います。

 

時代が変わってしまったのならそれは仕方ないので、その時はデジタルに移行しますけどね。

 

ということを改めて思った。

という話しでした☺️

 

皆さんもしぶとくフィルム使っていきましょう!!

 

ではでは


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初心者がカメラ趣味を長く続けるには。自分の過去の経験から改めて振り返ってみた。Part2

kikutaです。

 

 

bayashiが写真を続けるコツを記事にしてくれたので、僕も追記事を書いてみます。

 

 

僕らは定期的に展示に出展したりコンペに応募したりしています。

もちろん別に誰かにやれと言われているわけでもありません。

 

 

なぜ出展・応募するのか?ですが、

 

「小まめに納期を切ることで、嫌でも写真を撮らざるを得ない状況をつくっている」

のです。

 

 

 

僕ら人間はアクティブな行動を続けることは難しいと言われます。

例えばですが、

 

「毎日1時間英会話の勉強をして英語ペラペラになるぞ!」

「筋トレするぞ!夏にはムキムキになったる」

「痩せるためにダイエットだ!毎日30分筋トレしよう」

 

なんて言って、2、3週間くらいであの熱意はどこへやら、、なんて経験はありませんか?

 

 

写真も上記と同じことなのです。

人は自発的(アクティブ)な行動をする時、大きなエネルギーを消費します。

そのため、続けることは苦痛だし油断するとすぐに辞めてしまいます。

 

でも、例えば満員電車はどうでしょう?

片道1時間だったとしても、仕方なくだし苦痛ではありますが、毎日ぼーっと乗り続けることはできますよね?

人は受動的(パッシブ)な苦痛ならある程度は耐え続けられます。

なぜならそこには、エネルギーをほぼ消費しないからです。

 

 

だから写真を続けるためには

「写真を撮らざるを得ない状況」

がとても大切です。

 

 

どんな辛いときでも、やるしかない状況にしてれば、自然と写真は撮り溜まっていきますね。

 

 

僕とbayashiは大学の写真部で定期的に部の展示活動をしてきましたから、嫌でも撮らなければいけないという状況の有効さを知っていたのです。

 

 

社会人になった今でも、部活動のような動き方をするという方法を取っています。

 

 

だからみなさんも、

 

・どこかのコミュニティに属して定期的な展示を行う

・写真仲間をつくる

・勢いでとにかくなんらかの展示に応募してしまう

 

などなど、いい意味でぼーっとでも写真を続けられるような環境をつくるようにしてみてください。

 

 

 

 

 

 

ではでは!

 

 


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初心者がカメラ趣味を長く続けるには。自分の過去の経験から改めて振り返ってみた。

bayashiです。

 

初心者の人がカメラを買って数年で飽きてしまう。または、買ったものの数回しか使っていない。といったことは良く話しに聞きますよね。

 

これはおそらくその人の写真を始めるキッカケとその環境によって変わってくるのかなと思います。

 

自分の場合は、たまたま大学で写真部に勧誘されたから。というだけですが、今では写真抜きの生活なんて考えられないレベルの趣味になりました。

 

自分の所属してた写真部は部員数がとても多いので、その中で仲良くなった人たちもたくさんいます。

 

なので、社会人になった今でも自分の周りにはほぼ写真についての知識がある人が大多数という変わった状況です笑

 

休日には誰かしらと撮りに行ったり、旅行に行って撮ったり、酒飲みながら写真について語ったり。

 

といったことが自然にできている。

ありがたいことに。

だから、お互いに成長していけたり、スランプになったときにアドバイスをもらったりしてなんとか写真を辞めずにいられました。

 

じゃあ、もし写真部に所属せず一人でカメラを買って写真を趣味にしようとしていたら。

 

たぶん1年ももたないで辞めていたでしょう。(自分の場合は)

 

理由を考えてみると

①撮っても見せる人がいない。できてもネットに黙々とアップするだけ。

②団体に所属してるだけで展示の経験が比較的簡単に経験できる。1人だと一気にハードルが上がる。

③デカイカメラを持って、1人で近隣をうろつくのに抵抗がある。

(写真趣味なら普通のことかもしれませんが自分は未だに少し抵抗ありますね)

④辞めても誰にも気づかれない。

⑤ひたすらハードディスクに写真を溜め込む作業の日々。コレクション的になってくる。

⑥もはやなんで撮ってるのかが分からなくなる。

 

などなど考えればゾッとするほど思い浮かびます。環境というのは結構大切なんだなと改めて感じますね。

 

でも正直、そもそも写真は孤独な競技ですし、どちらかというと1人で行える趣味の中では敷居が低いとは思います。他の趣味と比べて。

 

なので、持論として写真を続けるコツは

 

【アウトプットの方法を考える】

 

ことが重要なのかと思いますね。

展示、写真集、フォトコン、webサイト、snsなどなど

 

ということを思ってから数年はとりあえず何でもやってみる精神で行動してます。

このブログもそのひとつです。

 

趣味の中で失敗しても失うものはありません。

とにかく思い付いたことは何でもやる。行動する。

 

その中で本当に自分が写真を続ける理由を見つけ出せればいいのではないでしょうか?

 

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自分にとっては見飽きた光景でも他人にとっては珍しい光景かもしれないから撮っておこう

kikutaです。

 

 

あー写欲がわかねー撮りたいもんがねー、なんて悩むことしばしば。

 

その度に、

なんで撮りたい物がないんだろう?

僕は一体何が撮りたいんだろう?

とか悶々と悩むわけです。

 

その中で僕は一つの答えを見つけていて

結局「自分にとって新鮮じゃないから」

というのがかなり大きいなと思うんです。

 

 

見飽きた街に住んで見飽きたを生活して、見飽きた職場や学校に通い、見飽きたスーパーで食材を買って食べて、見飽きた(ry

 

 

人は同じもの見続ければ飽きますね。

やっぱり新しいものが見たいんですよ。

 

 

 

例えば、見知らぬインドネシア人が、カメラで彼の家の中を撮り、行きつけのスーパーを撮り、近所の寺院を撮り、ガールフレンドを撮った写真なんかだと、僕らにとっては凄く新鮮に見えそうじゃありませんか?

 

 

 

つまり僕らの退屈な日常も、他人にとっては珍しくて美しいかもしれないのです。

 

 

だから自分が何を撮りたいか?

と同時に

「他人がこれを見たら心に響くのか」

 

を基準として持っておくべきだと思うのです。

 

 

ただ自分の写欲がわかないとつまらないから、そこらへんのいい塩梅が大切だと思います。

 

 

 

何が言いたいかというと

 

 

 

「撮りたいものがないなら、他人の目線になって撮って発信してみよう」

 

 

 

ということです。

あなたの行きつけのあの定食屋さんだって、ネパール人にとっては物珍しいかもしれませんよ。

逆にネパールのローカルな食堂って、見てみたくなりませんか?

 

 

 

 

身近なものにもガンガン写真を撮って下さい。

僕は、悩んでもとにかくシャッターだけは切り続けることを推奨していきますよ。

 

 

 

僕が学生時代を過ごした湘南付近の日常スナップ写真を載せておきます。

当時は退屈でしたが、こうしてみると悪くない気がしています。

 

 

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contax t2 / 2016

 

 

 

 

 

RICOH GRで夜中の神保町をスナップしてきた【深夜徘徊の魅力】

bayashiです。

 

突然ですが、皆さん「深夜徘徊」ってしたことありますか?笑

 

最近マツコ・デラックスさんの番組で「夜の港を徘徊する」なんてのもありますね。

 

深夜徘徊ってちょっと危険な感じでヤンキーとか不審者に絡まれそうってイメージがあってわざわざ夜中に街に繰り出す人は少ないのではないでしょうか。結構体力的にもキツイんで気軽に出来るもんじゃないですよね。

 

とりあえず、何か理由がないと基本やらないでしょう。

 

なので……

 

今回は写真趣味においての深夜撮影の魅力と楽しさについて書いていきたいと思います!

 

(未成年の方はダメですよ!☺️)

 

まず、深夜撮影って行っても何撮るねん!って話しになりますが、これに関しては

 

深夜の街独特の雰囲気を感じながら適当にブラブラ散歩するだけですね。自分の場合は。

 

だって暗いし、あんましっかり構えて撮ってたり、カメラ持って不審な動きしてたら普通に通報されますからね笑

 

サクッと撮りつつブラブラするだけです。

 

むしろ写真撮影を楽しむというよりは、誰もいない街を独り占めしてる感覚を味わいたいって感じです。写真はおまけ。

 

で、飽きたら近場ならそのまま帰るだけです。電車で来たなら適当にマックとかネカフェで始発待ちましょう。

 

ということで、最近とある事情で自分が深夜撮影してきた時の写真を載っけておきます。少しでも雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。

 

神田~神保町周辺(滞在時間40分程度)

 

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この周辺はホントにこんな色なんですよ。なんか理由でもあるのでしょうか…

 

関係ないですが、深夜の都内を撮影したMVを勝手に紹介します。

tofubeats好きなだけです笑

 

写真において「量のない質はない」は真実だと思う

kikutaです。

 

 

皆さん、森山大道さんを知っていますか?

路上スナップ写真で知られる日本の大御所写真家です。

 

 

僕は彼の写真もエッセイも大好きなのです。

森山さんの写真のスタンスはとてもシンプルで

「とにかく直感に従って量を撮る」

というものです。

圧倒的な量が、小手先のテクニックなど一蹴すると語っています。

 

 

 

この考え方が僕は大好きです。

 

 

 

というのも、写真は絵や音楽と違い、シャッターを切ればモノが出来上がるという特異な性質を持っています。

 

 

 

つまり、

「数を量産できることは写真特有の力」

なのです。

これを活かさない手はないでしょう!

 

この持論に基づき、僕は躊躇せずシャッターを切りまくっています。

 バカスカシャッターを切ります。

フィルムをガンガン消費し、財布もガンガン軽くなって行きます。

 

 

 

 

例えばです。

友人と山奥に絶景を撮りに来たとします。

頑張って早朝4時に起き、1時間くらい三脚を立てて粘って渾身の朝日の写真が撮れました。

けれども、家に帰ってカメラを見返すと、

渾身の一枚よりも帰り際に道端に車を停めて撮った何気ない写真の方が魅力的だった

なんてことが往々にしてあるのです。

それどころか、同乗していた友人を何気なく撮ったスナップ写真の方が魅力的な可能性だってあるのです。

 

 

こういうことって写真ならではだと思います。

そして僕はそんなドライな性質が大好きです。

 

 

 

だから、何か心に引っかかったらすぐにシャッターを切るべきと思っています。

数を打ちましょう。母数を増やしましょう。

 

 

 

 

 

これは僕の持論ですが、恐らく森山大道さんの言いたいことも似たようなことなのかなーと思っています。

 

 

 

 

だから僕は「量のない質はない」を全力で発信し続けます。

 

 

 

 

 

迷ったら、とにかくシャッターを切れ!

 

 

 

 

 

 

 

 

またね。

 

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2018年度木村伊兵衛賞の写真集「KIPUKA」を読んでみたら受賞に納得してしまった

kikutaです。

 

第44回 木村伊兵衛賞2018年度

受賞作品が決まりましたね。(結構前ですが)

岩根愛さんの「KIPUKA」という写真集です。

 

受賞前から各雑誌の特集などでやたら取り上げられていたりして、

どんなものなのか気になっていたため実際に読んでみたのですが、

こりゃ受賞するわけだ...と心から思ったのでした。

 

写真をやる人もそうでない人も、色々と学べる部分も多く、写真集の教科書的な抜け目ない一冊だったので、一度読んでみて欲しいと思い記事にしてみました。

 

 

【ハワイと福島の繋がりと言うテーマが新鮮で明確】

ハワイで行われる''ボンダンス''と福島の盆踊りを接続させています。

フクシマオンドと呼ばれる踊りを踊るそうなのですが、

その不思議な繋がりが文化人類学的な目線で見ても非常に面白い。

そんなもん本当にあるの!?という驚きからスタートするわけです。

 

写真のテーマが深いってやっぱいいなぁとしみじみ。

 

【シンプルに写真が美しい】

僕が最も惹きつけられたのが、最初の数ページでした。

ハワイの火山が噴火している写真なのですが、これが異様に美しいのです。

色とかトーンとか、自然でありながら迫力がありなぜか魅入ってしまいました。

ここでグイっと引き込まれるわけです。写真の美しさは非常に大事です。

 

【各章ごとに写真ジャンルが変わり見ていて飽きない】

数ページごとに写真の見せ方が変わるように作られており、

1冊の写真集の中で様々な表現が試みられているのです。

 

途中で真っ黒な背景に光沢のある不思議なモノクロ写真が印刷されていたりしたりと、とっても芸が細かいです。

 

それがちぐはぐにならずちゃんとまとまっているから尚更すごい。

 

 

 

以上、岩根さんのKIPUKAの紹介でした。

僕の中では鈴木郁朗さんの解業以来の衝撃でした。

 

みなさんもぜひ、読んでみてくださいね。

 

 

写真が上手いってこういうことか、、と納得できる気がします。

 

 

↓にリンク貼っておきますので気になる方は是非。

 

 

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またね。

 

 

 

アスペクト比で写真は化ける【レタッチ編】

 

どうも、bayashiです。

 

前回の記事ではアスペクト比の種類について簡単にまとめてみました。

では実際どのくらい写真の印象が変わるのか、1枚の写真を例にして比較してみようと思います。

kikutabayashi.hatenablog.com

 

今回使用する写真はRICOH GRで撮影したこちらの銀座スナップです。

 

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これはカメラのデフォルト設定である3:2で撮影したものです。

この写真を使って色々な比率にしてみたいと思います!

 

では、さっそく。

 

◎4:3

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バランスを考えて軽くトリミングもしました。

昔の規格ですが、そこまで劇的変化はありませんね。まだまだメジャーなサイズで見慣れてるからかもしれません。なので気持ち大きく感じるくらいです。

あえて言うとすれば少し窮屈な印象があります。良く言えば迫力がある?

 

◎16:9

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テレビなどで主流の比率ですね。

でも、意外とカメラでは使っている人が少ないイメージがあります。最近自分のインスタでも統一して16:9使ってます。

 

何となくですがこの比率は動画に向いてるのでしょうか。

これだけで結構ドラマチックになりますね。映像についてはそんなに詳しくないのでいつか勉強してみようと思います。

 

◎2.35:1(シネスコ

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映画で良く見るヤーツですね。

縦がとても窮屈になりますがかなりシネマチックな印象になります。

日本人のインスタとかではあまり見かけませんが外国の方の投稿ではまだ多い気がします。とはいえ、大体はプロのシネマトグラファーの方のアカウントだったりしますが笑

 

上下に黒帯付けるだけでさらに映画っぽくなります。(地味にめんどくさいですが...)

 

写真によって似合う似合わないがあるかもです。

 

◎4:5

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大判カメラ=「4×5inch」(シノゴ)で有名な比率です。

4:3よりもさらに縦長になってるのでより正方形に近くなってます。

ダイナミックで個人的には何となくプロの写真感が増すので好きです(適当)

 

◎1:1

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インスタで一気にメジャーになった比率ですね。中判カメラでは、二眼レフハッセルブラッド 500C/Mなどの印象があります。

 

正直スナップ写真には合わない感じがします。

画角が制限されることで表現の幅は他と比べて狭くなり、結構上級者向けな印象があります。自分は結構苦手な画角です。

人物写真などの被写体が明確な写真に向いているのかなって思いますね。

 

 

 

・・・といった感じでいくつか試してみました。

何が正解なんてのはもちろんありません。でも写真によって合う合わないは何となくある気がしますねー。

完全に個人の感性や作風によるものなので、逆にそこで悩むことも写真の面白くて深いところなのではないでしょうか。

 

皆さんもいろんな写真で一度試してみると面白いかもしれませんよ!

 

 

ではまた〜

アスペクト比で写真は化ける【アスペクト比の種類について】

 

どうも、bayashiです。

 

写真を撮っていると個性を出したくなりますよね。そんな時に写真の印象が分かりやすく変わるアスペクト比について簡単にまとめてみようと思います。

 

今回はアスペクト比にはどんなものがあるのか。一覧で紹介していきます。

具体的な作例は次の記事で!

 

代表的なアスペクト比

◎3:2

こちらは写真で一番使っている人が多いと言われてる比率です。一眼レフのデフォルト設定であることが多いです。

 

主なものに

フルサイズ、APS-C、大半のフィルムカメラなど


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◎4:3

昔の機械に多く、今は意図的に使わない限りあまり見かけなくなりました。

 

主なものに

昔のテレビ、昔のモニター、古いコンデジなど

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◎16:9

最近良く見かける比率ですね。最近のテレビは基本的にこれです。カメラの機種によって選べたりできるものもあります。ビジネスシーンでは16:10(WXGA)なんてのも使われてます。パワポとかですね。

 

主なものに

HDTV(ハイビジョンテレビ)、モニター、ハンディカムなどのビデオカメラ、一眼レフの一部の機能など

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◎2.35:1

なんだこれって人もいると思いますが、これは映画で使われる「シネマスコープ」という比率です。略称シネスコ

イメージとしては上下に黒の帯があるやつですね。とても横長です。でも実際、撮影は縦長のフィルムを使っているという雑学は長くなるので割愛します笑

 

主なものに

最近の映画、最近のオシャレなMV(PV)など


『クリード2』予告編2 (2019年) - YouTube

 


米津玄師 MV「Flamingo」 - YouTube

 

◎1.85:1 or 1.66:1

このふたつは「ビスタビジョン」と呼ばれていて規格がいくつかあります。略称はビスタ。こちらも映画などに使われてます。撮影時のフィルムによって変わっているようです。

 

◎1:1

インスタで流行ってる比率ですね。オシャレでポップな印象です。フィルム時代では中判カメラのブローニーフィルムなどでも使われてました。

 

主なものに

インスタの標準フレーム、ブローニーフィルムのスクエアフォーマット、最近のチェキ


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◎大判、中判、35mmフィルム

大判カメラや中判カメラのブローニーフィルムなどにもたくさんのサイズがあります。詳しくは下のサイトから⬇️

 

代表的なものだとこんな感じですかね!

まだまだ、たくさんありますので一部ですが…

 

次の記事では実際にアスペクト比でどんだけ写真の印象が変わるのか実験してみたいと思います!

 

それでは

鳥居の写真が好き過ぎて辛い

kikutaです。

 

突然ですが、僕は鳥居が大好きなのです。

鳥居を見ると異様にテンションが上がります。

 

有名な神社の鳥居よりも、ひっそりと佇む無名な鳥居が大好きなのですよ。

うまく説明ができないのですが、なんだか神聖な感じがしてたまらんのです。

 

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ちなみにbayashiは僕以上に鳥居が大好きで、小学校の図工の時間に絵を描く授業があり、みんな可愛いイラストを描く中1人だけ鳥居の絵を描いたそうです。

こわっ、マジ引くわー。

 

 

ま、今の僕は鳥居大好きマンなので人のこと言えないのですが。

鳥居の写真を貼っつけておいたので、少しでもその魅力を感じて貰えたらなーと思います。

(色味とかの統一感がないですが)

 

 

 

 

またね。