写真手帖

写真作家の2人が写真を撮りながら考えたこと。

いつもはフィルムで撮るけどiphone7の写真で自分の世界観が作れるのか実験してみた。

kikutaです。

最近、本業が多忙になってきてさっぱり写真を撮れていない僕です。

 

 

本来はフィルムカメラをメインに写真を撮るのですが、僕のカメラはなかなかの文鎮なため、休みでもカメラを持ち歩かないことがしばしば、、

 

 

 

写真ありきの人生になりつつあるとか豪語していた僕から、カメラと写真を抜いたら何が残るのでしょう?

 

わりとまじで最近こんなんです↓

 

 

日曜 11時頃起床

「もう11時か‥寝すぎたな‥。

写真でも撮りに行こかなぁ。

あ、洗濯物取り込まなきゃ。

やべ、洗い物もやらなきゃ。あっ(ry

片付けたらちょっとツタヤ行くだけにして、写真はまた来週にすっか。

 

 

 

これって、、フツーの日曜のオッサン‥‥

なんとかせんとヤバイ、、!

 

 

 

でもまてまて、こんな状態なってる人って、結構いるんじゃないの?社会人だと仕事で疲れてこんなんなっちゃいがちですよね。

人間こんなもんですよね?きっと。

 

 

そこで、なんかお手軽にできる写真活動的なことはないかしらと考えたわけです。

そして、思いついたのが下記

 

"自分のテイストや世界観を、テキトーに撮ってあったスマホ写真でつくってみる"

 

 

カメラ持ってない時でもスマホは持ってますから、そういうときにテキトーに記録したスマホ写真がなんだかんだ溜まっているのです。

 

 

でもフィルムカメラをメインに据える身としては、iphoneで撮った写真にあまり思い入れはなく、

あのアナログならではの色味とか質感はでないよなーとか思いながら

 

試しにちょっとやってみた結果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

案外それっぽいものが作れました。

(なぜか、なぜかちょっと悔しい気持ちです)

 

流石にフィルムの質感までは出せませんが、色味とか調整すれば、自分の好きな世界観を演出することはできました。

写真という行為そのものは、そんなに大きく変わらないというのですね。

スマホ写真ならではの特性などをうまく使いこなせば、これはこれで魅力的な写真がつくれそうな気がします。

 

 

つまり

テイストとか世界観というのは、機械に完全に依存するわけではないということですね。

あくまで、その人の撮り方・トーンに起因するようです。

(とはいえ、引き伸ばしてA2とかで見せるとなるとまた話は別になりそうです。)

 

 

当たり前っちゃ当たり前のことなんですが

なんだか、改めてこのシンプルな事実に気づかされました。

 

 

 

いつもはフィルムや一眼レフのあなた、スマホで撮った写真をレタッチしてみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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(2019, iphone 7)

 

 

 

 

人を撮るということ。写真として成立した人物写真(ポートレート)ってなんだろう。

bayashiです。

 

写真には人物撮影、いわゆるポートレートというジャンルがあります。

 

近年、インスタグラム等のSNSから急速に身近な競技になった印象がありますが、少し前までは敷居の高さやモデルの人の数も少なかったこともあり、そこまで流行ってはいませんでした。

 

流行とはいえ、あくまで写真界隈のプチブームといった感じですがね。

 

人を撮ることが容易になった今、なぜ人を撮るのか改めてゆっくり考える必要があると思います。

 

【何のために人(この人)を撮るのか】

 

もちろん、カメラマン側の視点とモデル側の視点では少しズレがあるかもしれませんし、人によって理由は本当にバラバラです。

 

なのでどれが悪いとかどうしなきゃいけないとかは個人の自由なのでとやかく言う権利はありません。

 

自分は撮影するときにモデルさんに何故被写体を始めたのか、キッカケについてよく質問します。

 

モデルを仕事にしていきたい。

有名になりたい。

被写体になることで撮影側になったときの参考にしたい。

仕事の延長線で趣味として。

自分自身が本当に嫌いで、写真の中の自分を見ることで自我を保てる。

就活用、自身のプロフィール写真用。

 

様々でした。

 

カメラマン側もそれぞれあると思います。

 

自分の場合は考え方が昔と今とでは違います。

 

昔はとにかくその人の格好よさ、輝いている瞬間を収めたいわゆるファッション誌的な写真を撮りたいという欲がありました。このタイプは正直写真としてのメッセージ性はあまり無く、いかにモデルさんの魅力を引き出すかが重要になってくると思います。

 

しかし、写真を続けていくうちに本当に撮りたい写真が分からなくなりスランプに陥りました。

 

綺麗、格好いいモデルを美しく撮りました!で終わってしまっている写真になってしまったからです。なるほど!それで?って自分で思ってしまうのです。

 

そんな違和感を感じながら、何かのヒントにならないかと写真家の写真集や展示を見てあらゆる人物写真を目に焼き付けてきました。

 

その結果、固まった自分の答えが

【素で生を感じる写真】

でした。

 

生といっても難しく、単純にヌードという意味ではないその人の素を感じられる写真。この人の性格や雰囲気が見ている人にダイレクトに伝わってくる写真といったら良いのでしょうか。

 

そのような写真が自分にとっての【人物写真】なのではないかなと思いました。

 

とはいっても、素の人間を撮るのはやってみると分かりますがとても難しいです。特に初対面の人のだと尚更。

 

その人はどんな人なのか理解して、こーいうときにこんな表情をするなーとか、ある程度知ることに時間がかかったり表情を作ってポーズをしっかり決めてしまうとなんか普通のポートレートになってしまう。

 

そもそも素の表情って真顔しかないのでは?なんて考えながら常に頭を悩ませます。

 

結論としては全然答えは見つかってませんが、方向や写真に対する考え方を改める良いキッカケになったと思います。

 

そんな感じですねー。

皆さんに少しでも何かしら伝わっていただけたら嬉しいです。

 

ではでは!

川島小鳥さんの写真は追体験って言葉にちょっとしっくりきた。

 

kikutaです。

 

 

写真ってなんでしょう?

なんのためにあるんでしょう?

 

写真は自己表現ではなくあくまで記録に過ぎないってのが僕なりの1つの答えだったんですが、

それでも、そこまで機械的なものでもないような気がしていてどこか腑に落ちずにいました。

 

 

最近読んだとある本で川島小鳥さんが下記のようなことを話していました。(コピペでなく、ニュアンスです)

これめちゃくちゃしっくりきたんです。

 

 

「その髪の感じや表情は、もう決して同じことにはならないけれど、写真になっていれば観る度に、揺れる髪に感情が少し動いたことを追体験できる。」

 

 

ああこれだ!

と思いました。

自分の記憶の中のワンシーンを再生することができるんです。

しかも、それを他人の頭の中でもできる。

同じ光景を味わってもらうことができる。

 

僕が写真で見せたいのは、

 

"僕がその時感じた感情の揺らぎ"

 

の方なんです。きっと。

その時の嬉しさ、悲しさ、虚しさとかそういうものを他者に追体験してほしいんですね。

その理由は上手く言えませんが、僕が感じだ感覚そのものが僕にとって魅力的だったから、、でしょうか。

 

 

僕はモデルさんよりも、友人とか恋人とか家族とか、身の回りの大事な人を撮る方が実は好きです。

それは、写真に乗っかる感情が本物だからかもしれません。

 

 

 

 

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「写真を観るともうそのときには戻れないことも強く感じてしまうから、追体験できてうれしいのと同時にどうしようもなく哀しい部分もあるんですけど。人を撮っていると、そういうことをよく感じますね。」

 

 

 

 

 

現像屋さんが閉店してその後

 

bayashiです。

 

ただの報告なのですが、この前行きつけの現像屋さんが閉店してしまったという記事を書きました。

 

こちら

続々とフィルム現像屋が閉店してる気がする。 - 写真手帖

 

それでショックを受けて、フィルムの危機感を覚えたのですが…

 

その店の代わりに建つものが判明しました。

 

 

タピオカでした笑

 

 

なるほど…なるほど…

 

タピオカかぁ~~笑

 

まぁそうなってしまうんですかね。

今の需要を考えたら。

 

写真屋さんがタピオカになるんかと、というかタピオカに席を譲るのかと。

 

色々思うことはありますが、そっちのほうが儲かるんでしょうし仕方ありませんね😢

 

なんなら写真ギャラリーカフェ的なのにして、写真好きが集まる場所にしたら面白そうなのにな。

タピオカ飲みながら写真集とか見てダベるとか、面白そうじゃないですか笑

知らない人も巻き込んで。

 

心の奥でそんなお店できたらいいのになーとときどき思ってました。

 

あるのかな?

無いのなら行くので誰か開いてくださいお願いします!

 

 

そんな感じですね。

色々感じたというそれだけの話でした。

 

では!

 


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石垣島の平久保崎灯台が素晴らし過ぎる件

 

こんばんは、kikutaです。

 

 

このまえ沖縄の石垣島に行ってきたのですが、いやぁフィルムが減るわ減るわ、、

 

 

普段あまり見ない景色ばかりですから、なんだか新鮮でやたらとシャッターを切っておりました。

 

 

その中でも平久保崎灯台という灯台石垣島の北の先端にあり、そこがほんとに素敵だったのでおススメします。

 

 

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i

 

 

僕の写真だと謎に霞んで見えますが、沖縄に行く人はぜひぜひ。

こういう高台&灯台&綺麗な海っていうロケーションな日本だとレアな気がします。

 

 

夕暮れにいくと最高ですよ。

 

 

 

ではでは。

 

 

写真を上手くなるには、毛嫌いせずになんでも撮ってみる。その経験があらゆる場面において活きてくる。

bayashiです。

 

突然ですが皆さんは

 

「何系の写真を撮ってるんですか?」

「どんなジャンルの写真が得意ですか?」

 

と聞かれたらなんと答えますか。

 

「何でも撮りますよ!」

「○○しか撮りません」

「○○系がメインですかねー」

「なんとなく適当に…」

 

だいたいはこんな感じになるかと思います。

 

初心者の人は何でも最初は撮ったほうがいいと、このブログでも何度が書いた記憶がありますが、今回は初心者のうちにジャンルを縛って撮ってる人向けに書こうかなと思います。もしくは伸び悩んでスランプの人。

 

 

ある程度テーマを絞って撮っていると

「一向に写真が上達してる気がしない」

「なんか足りないな」

と、スランプにぶつかることがよくあります。

 

テーマを絞っている人は、

基本的に我流であまり人に流されない。

写真レクチャー本とかのマニュアルには基本頼らない。

自分の感性と世界観を大事にしてる。

って人だと思います。

 

写真において個性は強い武器になるのでどちらかというと作家タイプの人ですね。

自分もこちら側かと。

 

でも、こういうタイプの人の意外な弱点って他のジャンルに興味がなかったり、一切それ以外は撮る気が起きない。ってところだったりするのではないかなーと思います。

 

なので、是非このタイプの人でもっと写真が上手くなりたい!と少しでも思う人は

 

【一旦得意分野から離れて、全然興味がない分野に挑戦してみる】

 

ということが実は上達へのヒントだったりするかもしれません。

 

分かりやすいとこで例えると

・スナップメインの人が鉄道写真に挑戦してみる。

・鉄道写真メインの人がポートレートに挑戦してみる。

ポートレートメインの人が動物写真に挑戦してみる。

 

ようするに掛け持ちすることで生まれるシナジー効果(相乗効果)」に期待するということです。

 

スナップメインの人はスピードと観察力があります。その力を使って、一瞬がとても大切になる鉄道写真を撮ってみたらその反射神経が活きてくるかもしれません。

 

逆に鉄道写真メインの人がポートレートを撮れば、一瞬が勝負になる鉄道で鍛え上げられた力からモデルの自然な笑顔を捉えたり、そのシチュエーションおいて最適な構図をすぐに思い浮かべられるかもしれません。

 

ポートレートメインの人が撮る動物写真がとても格好よかったり可愛かったり、幻想的で美しかったり。

 

と、意外な分野でも活躍できたりするのです!

 

なので、勉強だと思って様々なジャンルに重い腰を上げて挑戦してみることが写真上達へのコツなのではないでしょうか?

 

あのとき、レーシングカーを撮ったときに練習した流し撮りが人物撮影でも役に立った!なんてこともあるかもしれませんしね✨

 

そうやってコツコツとやっていくうちに自然とスランプから脱出できると思いますよ!

 

それではまた!

 


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デジカメで「味」を出したいなら写真を燻すべし。

kikutaです。

 

 

僕がフィルムを使う理由は

「フィルムには何とも言えない味わいがある」

からです。

 

 

では、そもそも味ってなんだろう?

デジカメで味を出すことはできないのか?

と日々考え続けていて

 

色々調べてみたのですが、味のあるものとして、燻し銀、ってものがよく例えに使われることに気がつきました。

 

 

燻し銀とは?

1 いぶしをかけた銀。つやのない灰色になる。また、そのような色。
2 見た目の華やかさはないが実力や魅力があるもの。「ベテラン俳優の燻し銀の演技」

 

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ふむふむ、と思いました。

燻し銀って、銀のうえに黒い霞がついてるんですよね。それがなんともいえない複雑な表情を出しているわけです。

つまり、銀の上に黒やグレーのレイヤーが何層にも重なっているのです。

 

 

おぉこれだ!と思いました。

味のあるものって、何層にも印象のレイヤーが重なってるから、深みがあるんだと。

 

美味しいものを食べた時、最初に香りが来て甘さがきて、最後に苦味がほんのりするとか、そういうレイヤーになってたりします。

 

フィルムの写真って、正しい絵を出そうとしてるけどなんかしらのノイズが乗っかっていて、いい意味で燻されてるわけです。

つまり、デジカメで味を出すなら、デジカメが出すピカピカの絵を少し燻す必要があります。

 

 

僕なりに燻しのレタッチを施した写真が以下です。

 

 

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どうでしょう?

コントラストも浅くて眠い写真ばかりですね。

一般的にはあまりよしとされないかもしれませんね。

でも僕はこういう写真が大好きです。

なんか味わいを感じるの僕だけ?(笑)

 

 

 

行った作業は以下です。

コントラストを下げる

・彩度を下げる

・色被りを意図的に起こす

・曇りのあるレンズを使う

 

 

 

みなさんも、自分なりに写真を燻してみてください。

味わい、出るかもしれませんね。

 

 

 

またね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に眠っていた古いコンデジを久しぶりに使ったら意外といい味を出してきた。

bayashiです。

 

先日家の掃除をしていたら、自分が中学生の頃にお年玉かなんかで買った古いコンデジを発掘しました。

 

デジタルカメラ DMC-FP1 商品概要 | ムービー/カメラ | Panasonic

 

バッテリーはもちろん切れていたので、充電してみたら普通に復活。

小さくてめっちゃ軽い。RICOH GRよりもふたまわりくらいコンパクト。

 

少し部屋で撮ってみたらなんかやたらとフレア?というかレンズのかすみ?か良く分かりませんが、買った当時にはなかった現象が起こってるようです。

 

これもオールドレンズ的な感じでバルサム切れのようなものなのか不明ですが、何だかこれもいい味になりそうな気がします。

 

ということで、街中で適当に撮ってきました。一応撮って出しです。

アスペクト比16:9モードで設定してます。

 

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後ろの色がついた写真は本体内蔵のフィルター的なやつですね。

モノクロモードもありました。(知らなかった・・・)

 

あまり真剣に使う気もなかったし、しっかり撮らなかったのですが、こう見てみると結構描写の甘さがレトリーで使えそうです。以外な発見。

 

うん。たまに使おうかなってところですね。

 

でも今考えてみれば、当時はこれで「めっちゃ画質いい!」ってテンション上がってたわけなんで、時代の進化ってすごいなと改めて感じました。特にデジカメ。

 

ということで意外と昔のデジカメをあえて今使うとなんか新鮮だよねって話でした。

 

メルカリとかで探してみるのも面白いかもですね!

家の整理とかで破格の値段で売ってくれてたりするので。

 

ではではー

写真を趣味にしてから自分の中で確実に変わったこと。写真を趣味にすることのメリット。

 

こんにちは、bayashiです。

 

写真を始めてそろそろ7年目くらいになります。

 

もちろん途中ブランクはありますが、こんなに長く続けてこれたという事実に驚いてます。

 

写真が生活の一部になっているので普段はあまり意識したことがなかったのですが、昔の自分と今とではどんだけ生活が変わったのかせっかくなので改めて考えてみました。

 

では、ざっくりとまず、

 

①アウトドアになった。

自分が特に感じてる部分です。高校生まではゲーム三昧の残念なこどもだったので、誘われない限り基本的にはインドアでした。

 

が、写真を始めてからというもの暇な日に家に1日中いることが最近とても苦痛に感じるようになってしまいました。

特にやることないし、なんか写真でも撮りに行こうかなと。

 

逆に今日はゆっくりしたいから1日中家でだらだらするぞ!と意気込んだ日も午後辺りから「つまんねー。撮り行くかー!」って考えになってしまいます笑

 

まぁ、基本的にはやっぱりインドア気質なので家が好きなことには変わりないのですが、それでも昔と比べたらかなり休日の過ごし方は変わりましたね。

 

②写真が上手いと友達に喜ばれる。

これは写真をやってない友達と遊びに行くとよくありますが、記念写真にせよ旅行写真にせよそれなりのクオリティがあるので後でLINEアルバムとかで送ってあげたときに喜ばれることが多いです。

 

気に入った写真をプロフィール写真にしてくれてたら撮った本人も嬉しいですよね。

そこから撮影要員としてまた遊ぶきっかけになるかも笑

 

自分の経験では、ディズニーシーで知らない人に写真撮ってもらえますか?と頼まれて撮ってあげた時に「え、うま!」と言われたときが最高のドヤでしたね!!!!()

 

③写真を通じた出会い。

これはかなり今の交友関係にも影響してます。

大学の友達は写真部で知り合った人が大半だし、SNSから繋がって実際に会ってみたり、展示に来てくれた人だったり、友達の友達の依頼で撮影してあげたきっかけで仲良くなったり。

 

これに関しては結構人生に大きく関わってきていることだなと。

 

別に写真がきっかけというだけで普通にご飯を食べるだけで今は集まったりするので、そういう意味では充実してます。

そりゃ昔に比べればね…うん。

 

④絶対に行かなかったであろう場所に訪れる。

これは①とも繋がる部分ではあります。

簡単に言えば、写真を始めていなければこんな場所絶対に来なかったな。

 

と、感じるということです。

 

こんなところに廃墟が!

こんなところに絶景が!

こんな細道にこんな物が!

 

なんてことに驚かされることが日常茶飯事です。

 

あと日常的なところでは、街を良く観察するようになりました。多分カメラを持って歩いてなかったら、こんなところの光や影、裏路地、空の色なんて気にして生きていなかったかもしれないなと。

 

そう考えると周りの人よりも普通の景色にも敏感で、少しの美しさにも感動できる心になったのではと思ってしまいます。

写真やってて良かったわ。

 

 

今思い浮かんだところでこんなところです。

正直まだまだある気がしてるので、他は皆さんが見つけてください。

環境によって人それぞれ違うと思うので上記は共感してもらいやすそうなものを特に選んで書いてみました。

 

なんの趣味にしてもやってて良かったなと思う瞬間があると思います。そういう気持ちがいつまでも起こらないと逆につまらなくなって辞めてしまうかも?

 

そこはやっぱ本人次第としか結局言えないんですけどね。

 

ではでは!


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あまり多く写真を撮らない人ほどデジカメよりフィルムがいいと思う

kikutaです。

 

 

今回のテーマは写真を撮る頻度が低い、もしくは続くかわからない人には、デジカメよりもフィルムカメラがお勧めという話です。

 

 

理由は単純です。

フィルムカメラは基本的に初期投資が安くランニングコストが高く、デジカメは初期投資が高くランニングコストが安いからです。

 

 

例えば、一式で30万円を使うとします。

 

フィルムカメラの場合

・初期投資

本体+レンズ→3万

ランニングコスト

フィルム、現像、スキャン→27万円

 

 

デジタルカメラの場合

・初期投資

本体+レンズ→30万円

 

 

フィルムカメラはもう市場価値が底値まで落ち込み、価格はほぼ変動しなくなっています。

一方でデジカメは年月が経つほどどんどん型落ちになり、30万で買った機材を使わないまま埃をかぶらせていると、いつのまにか5万円の市場価値、、なんてことにもなり得ます。

 

 

上記の理由から、ちょっとカメラやってみようかなんて思っている人は、高価なデジカメを買う前に一度フィルムカメラを買ってみては?と思ったりします。

 

 

フィルムカメラならではの、美しい描写も楽しめますしね!

 

 

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富士フィルム。各フィルム30%値上げですって…

bayashiです。

 

 

いやー。本当にこの時が来てしまいましたね。

 

前の記事でも書きましたが、このままだとフィルム業界がピンチですよ。

 

30%値上げということは、写ルンです。でも1000円は超えるということでしょう。それに現像+データ化で安くて2000円てとこでしょうか。36枚で…

 

せっかくフィルムブームという波に世間が乗ったと思ったのに笑

 

プロの写真家さんとかならあまり気にしないのかもしれませんが、カメラ始めたての学生さんとかは特にキツいっすよねー。

 

PRO400Hとかなら一本で2000円位になるのでしょうか……高い。

 

個人的に痛いのがブローニーフィルムも対象ってとこですね。普通の35mmよりただでさえ高めなのに更に値上げですもん。

中判は予算に余裕がないと続けていけないかもしれないですね。悲しいことに。

 

うーん。とはいっても他のフィルムメーカーもまだあるので現状はLOMOとかの安いやつに頼る感じになりそうです!

 

いろいろ苦しい状況ではありますがフィルムを辞めることはありませんのでご安心ください笑

 

フィルム使いの皆さんが全員デジタルに移行しないことを祈ります!

 

ではではー


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昔やったゲームや観た映画、読んだ漫画や小説が自分の撮る写真の世界観に大きく関わっていると思う

kikutaです。

 

 

僕は写真をやる上で「世界観」が非常に大切だと思っています。

 

そもそも世界観ってなんだろう?

って話なのですが、ゲームや映画の世界観の定義とほぼ同義と考えてよいと思います。

 

つまりはその世界で、どんな人々が、どんな暮らしをし、どんな歴史があり、どんな音楽を聴き、どんな生活を営んでいるか?という設定のようなものです。

 

 

 

写真は現実からしか作れませんが、

写真は必ずしも現実とは限らない。

 

 

というのが僕の考えです。

つまりは、否応無く、現実の断片を組み合わせれば、そこには仮想世界ができあがってしまうのです。

そしてその仮想世界は、必ず撮影者の思考のフィルターを通りますから、なにかしらの撮影者の色がつくわけです。

 

 

そして、その世界が魅力的であればあるほど、写真一枚一枚がより輝くのです。

 

 

 

とりあえずゲームに絞り、僕が影響を受けたものはこんなものかと思うものを挙げ連ねてみました。

 

 

・マザー2

ICO

ワンダと巨像

・FFクリスタルクロニクル

 

 

こんなところでしょうか。

写真のどこに活きてるか?と言われると明確に答えことはできません。

でも確実になにかしらの影響は与えているとは思います。

 

 

正直、ざっくりタイトルだけ挙げ連ねても仕方ない部分はありますが。

色んな創作物の記憶の断片が頭の中を浮遊していて、そこから1つ引き出したり、すり潰して混ぜこぜにしたり、色々ですから。

 

 

 

 

 

 

僕がよく撮る、なんと言葉で表現すれば良いかわからない世界観の写真群を1つ貼っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

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一体なんの影響なのでしょう(笑)

こういうダークでなんとなく艶っぽいような写真を撮ってしまうのですよ。

ちなみに自分ではあまり好きではないです(笑)

 

 

 

ちなみにデジタルで撮りがちで、フィルムだとむしろ明るくやや淡いような写真を好みます。

人の生理とは不思議なものですね。

 

 

 

 

 

 

 

みなさんも、自分がいままでどんな作品を見て、どんなものに影響されてきたのか考えてみてくださいね。

 

 

きっと、面白いですよ。

 

 

 

ハーフカメラを初めて使ってみた。作例あり < 京セラ kyocera samurai x3.0 >

こんにちは、bayashiです。

 

少し前から手持ちの機材に飽きてきたので、安く遊べる変なカメラがないかと最近探しておりました。(変なカメラ集めるの大好きです笑)

 

そんな中で、なんだかんだハーフカメラに一回も触れたことがないなと思いハーフカメラについて色々調べていました。

 

ハーフカメラは通常のフィルムカメラの2倍撮影できるのでコスパも高いです。

フィルムを気にせず気軽に撮れるのがメリットですね。

 

ハーフカメラにもたくさんの種類と機種があるのですが、基本的にあまり凝った機能はなく全オートの機種も多いです。シャッター切るだけで何でも撮れるみたいなのもあります。

 

有名なカメラ

 

OLYMPUS PEN シリーズ(種類多すぎ)

Canon Demi シリーズ

Konica EYE

RICOH Auto half シリーズ

 

etc...

 

なので、自分が撮影時に必要な条件は何だろなと考え

最終的に決めたのがこれです。

 

www.youtube.com

 

京セラ SAMURAI x 3.0

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完全にビデオカメラです。

いいえ、ハーフカメラでした。

 

圧倒的ビジュアルと名前のイケメン感だけでこいつに決定しました笑

 

てのは、半分冗談でこれ結構万能カメラなんですよ。

 

OLYMPUS PEN EEシリーズとかインスタでも人気の機種と比べると・・・

①ズームが出来る!(レンズもまあまあ明るい)

②ストロボがついてる!(暗いと勝手に光る仕様なのでそこは注意)

③AFだから片手で操作できる!(ハンディカム的な使い方)

④フィルム自動巻き上げ!

⑤連射できる!(クソ遅い)

⑥この時代にあえて変なの使ってる通アピールができる!

 

素晴らしいですね!()

 

ということで、中古で購入するしかなかったので使えるかどうかの確認も込めて試し撮りしてきましたよ。

 

作例

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うん、いい感じじゃない?

写真のレタッチ能力が撮影能力と同じくらい重要になってくる

kikutaです。

 

 

今回はレタッチの話をしていきます。

皆さん、写真のレタッチしていますか?

 

 

写真のレタッチ能力は、撮影のうりと同じくらい重要になってきている気がしています。

というのも、例えばインスタグラムで有名な人達は、須らく自分のテイストを持っています。

 

 

テイストの統一が世界観を生み出し、その世界観が人を魅了するのです。

写真一枚で闘うのではなく、群で闘う時代になってきているのだと思います。(昔からそうかもしれませんが)

 

 

僕もなるべく自分のテイストというものを大切にしていますし、基本的にはレタッチをします。

レタッチの腕を磨くことは必須です。

職人芸レベルのレタッチ力を身につけて下さい。

 

 

レタッチは料理と似ていて、やりすぎてしまうと素材を殺してしまうこともあります。

例えば最高級の肉を、味の濃い焼肉のタレにどっぷりつけて食べるのってもったいない気がしませんか?

せっかくの最高級の肉も、いつもの味になってしまいますよね。

だから、素材の味を殺さない適度なレタッチというのが大切です。

 

また、インスタに載せる写真、A3サイズで展示する写真でも、適切なレタッチは変わってきます。

インスタは基本的にはスマホの小さな画面で見ますから、やや過剰なレタッチでもよく、むしろ目を引く方が大切です。

一方、A3ノビだと写真の細かな部分まで見えるため、自然なレタッチを心がける必要があります。

 

 

上記を理解し、どちらにも対応できる能力こそが、正しいレタッチ力だと思います。

 

 

 

 

俺は撮って出し一本なんだ!

という人もいるかもしれませんが、レタッチはきっとこれからどんどん大切になってくる技術ですので、是非訓練しておきましょうね。

 

 

 

 

 

またね!

 

 

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僕がレタッチした写真を載せておきます。

好みは脇に置いて頂き、与える印象がガラッと変わることに着目ください。

 

 

 

 

続々とフィルム現像屋が閉店してる気がする。

bayashiです。

 

インスタを中心としてプチフィルムブームが起こっていることは皆さんご存知だとは思います。

 

写ルンです。が流行りだした時もテレビやメディアでたくさん特集が組まれてましたね。

 

要するに今フィルムの需要は数年前よりも確実に上がっていると言えます。

売るなら今!くらいかと

 

しかし、現実はそうともいかないみたいです。富士フィルムを筆頭に流行に反して次々とフィルムの生産は終了しています。昔では考えられない値段で売ってるフィルムもありますね。

 

自分がお世話になっていた現像屋さんもどんどん閉店して選択肢がなくなってきて悲しいです。

 

今日も職場に近い店に現像をいつものように出しに行きましたが、GW前をもって閉店するそうです。

 

代わりの店も潰れ、その代わりの店も潰れていき本当にフィルム終了のお知らせを常々感じております。

 

最終的にはデジタルに統一されるんでしょうけども、フィルムで撮れる限りは、最後までしぶとく続けていきたいと自分は思います。

 

時代が変わってしまったのならそれは仕方ないので、その時はデジタルに移行しますけどね。

 

ということを改めて思った。

という話しでした☺️

 

皆さんもしぶとくフィルム使っていきましょう!!

 

ではでは


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